写真は先日取材してきた関東の古民家の屋根詳細。
どうも、屋根の萱の量が見慣れた東北以上に重厚に感じられました。
屋根の萱って、よく見ると、ちょうど線維がストロー状になっています。
そういうことで、重さが軽い、というメリットがあることで屋根に利用されるのでしょう。
層を成して大量に使用することで雨を線維方向に流す働きをする。
細いものを無数に使うので、防水性も担保できるのでしょう。
ストロー状の部分には雨が保水される。
それが太陽日射による気化の時点で室内側の熱を奪っていく温度低下作用をもたらす。
一方で、ストロー状の部分に「静止」的な空気層ができるので、
断熱材として、自然素材の中ではバツグンの性能を持っていたと推測できる。
そういう素材を、洋の東西を問わず、
人間は利用してきた。
まぁ、誰が考えても合理性を持っていたものが生き残る技術だったのでしょう。
サスティナブル、という語感そのままが、先人の知恵だったのだと思います。
写真に撮ってみて、使われている素材が
すべて人間の手によって身近な自然を利用するもので尽くされている。
こういう素朴さに、尽くせない愛着の思いが募ってきます。
さて、わたしの愛機、MacBookPro、戻って参りました。
さすがに1週間の不慣れな環境はストレスが来ておりました。
ただ、アップルさんの見解では不具合はない、ということ。
特段の部品交換などの処置は執られませんでした。
不具合を再現することができませんでした。
ということなんですね。
まぁ、症状が出なければそれに越したことはないのですが、
どうなるのか、様子を見ながら作業することになります。
いまのところ、なんの問題もなく動作しているので、やや安心。
やはり慣れない環境というのは、いろいろ準備したとしても
苦労がつきまといますね。
1週間のドック入りで、メールなど、大量データが溜まっていて、
ダウンロードにも手間がかかりました。
こういうとき、本当に「迷惑メール」には怒りを覚えますね(笑)。
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