三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

オホーツクの塩

2008年08月26日 07時17分05秒 | Weblog



最近は、専売制が解除されて
いわば食材としての塩が、いろいろバラエティに富んできていますね。
スーパーなどでも、瀬戸の塩とか、沖縄の健康塩とか、
そこそこ売れ筋も出てきていて、楽しみが増えてきていると思います。
たしかにベーシックなものなので、一気に話題を呼ぶ、
というものではありませんが、地味にジワジワ売れてきているのかも知れませんね。

友人に、自然食品関係の業界団体でのキャリアが長いひとがいまして、
この塩は、ゴルフの送迎をしたらお礼に貰ったもの。
ふだんは東京にいる人ですが、
聞いたら、札幌に来る時に宿泊しているホテルで
販売しているのを買っているんだそうです。
仕事柄、いろいろな自然食品会社から塩も使い切れないくらい貰うそうですが、
この塩は、定期的に購入して使い続けていると言うこと。
柔らかい味わいで、昆布入りのほうはとくにいい味を出していると思います。
どんな会社なんだろうとHPを調べてみたら、
まったく未経験のひとが東京から地元に帰ってきて
オホーツク海の海水から塩を取ることをビジネスにしようと考えたのですね。
こういう発想でチャレンジしようと考えるのは面白い。
そうか、塩かぁっていうところです。
健康ブームがあって、いずれ、こういうベーシックな食品まで
見直しのような形でこれまでの常識がいろいろ変化していくのだと思います。
時代を見通す力というか、こういう塩のようなものに
商機を見いだしたところはみごとですね。

中国食品の安全性問題発生以来、
スーパーでは商品説明ラベルに「中国製」と書かれていると
敬遠される傾向が顕著になってきていると言うこと。
食(の安全)というテーマは、数少ない「成長分野」であるとも言えるのかも知れませんね。
っていうことで、本日は塩のお話しでした。



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