先日の高校同期会ではお宝発掘みたいなことをやりました。
で、同期の仲間が保存しているものが公開されたんですね。
そのなかに目が点になってしまったのが、
わたし自身の肉声が納められていたオープンリールテープ。
それを現在の音楽データ形式に変換して
CD化してくれたものが入手できたのです。
自分の声って、現在の声でも録音されたものを聞くと
ちょっとした違和感が感じられますよね。
それも40年前のものということで、
聞き始めた初めには、ちょっと自分の声とはにわかに思えない。
しかし、まごうことなく、こういうことをしゃべった記憶は
鮮明に甦ってくる。
恥ずかしながら、新左翼系の影響を受けていたので、
言語表現にそういう独特のイントネーションの痕跡は感じられる。
たぶん、腹式呼吸ができていないのに長めのセンテンスを話すので、
短めのブレスが入って、切れ切れの物言いになっている。
みんなの前で話すという訓練ができていないのに
気持ちばかりが前に出ているので、
聞いていて、やはり前のめりになっているという印象ですね。
当時の心情からすれば、そういう言い方に憧れのような心情の抱いていたのだとも思う。
ということなんですが、
聞いていると慣れてきて
やはり自分の声だと思えてくるものなんですね。
切り口上的な部分が多いのですが、合間合間に肉声もあって
一気に記憶が甦ってくる。
40年前に考えていたことや、思っていたことの断片が
頭のなかに再構成されてくるのですね。
どっぷりと冷や汗に浸かってしまって
ちょっと立ち上がれないなぁ(笑)というところ。
でもまぁ、こういうテープを保存しておいてくれた仲間に感謝の念を持ちます。
2度3度と聞くには体力(笑)がいりますが、
パソコンに保存できました。
そういう意味では、すごい時代になったものですね・・・。
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