三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

40年前の自分の肉声

2008年08月19日 07時36分46秒 | Weblog



先日の高校同期会ではお宝発掘みたいなことをやりました。
で、同期の仲間が保存しているものが公開されたんですね。
そのなかに目が点になってしまったのが、
わたし自身の肉声が納められていたオープンリールテープ。
それを現在の音楽データ形式に変換して
CD化してくれたものが入手できたのです。

自分の声って、現在の声でも録音されたものを聞くと
ちょっとした違和感が感じられますよね。
それも40年前のものということで、
聞き始めた初めには、ちょっと自分の声とはにわかに思えない。
しかし、まごうことなく、こういうことをしゃべった記憶は
鮮明に甦ってくる。
恥ずかしながら、新左翼系の影響を受けていたので、
言語表現にそういう独特のイントネーションの痕跡は感じられる。
たぶん、腹式呼吸ができていないのに長めのセンテンスを話すので、
短めのブレスが入って、切れ切れの物言いになっている。
みんなの前で話すという訓練ができていないのに
気持ちばかりが前に出ているので、
聞いていて、やはり前のめりになっているという印象ですね。
当時の心情からすれば、そういう言い方に憧れのような心情の抱いていたのだとも思う。
ということなんですが、
聞いていると慣れてきて
やはり自分の声だと思えてくるものなんですね。
切り口上的な部分が多いのですが、合間合間に肉声もあって
一気に記憶が甦ってくる。
40年前に考えていたことや、思っていたことの断片が
頭のなかに再構成されてくるのですね。

どっぷりと冷や汗に浸かってしまって
ちょっと立ち上がれないなぁ(笑)というところ。
でもまぁ、こういうテープを保存しておいてくれた仲間に感謝の念を持ちます。
2度3度と聞くには体力(笑)がいりますが、
パソコンに保存できました。
そういう意味では、すごい時代になったものですね・・・。


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コメント
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