さて、土日月と3日間集中して作業してきた結果、
ようやく、この秋の講演での骨格内容が固まって参りました。
やはりときどき、こういう内容総点検の機会があるというのはいいこと。
今回は、先日取り組んだ、工務店の経営セミナーの内容を
整理統合して、少しでも今後の方向性が見えるように企画してみた次第。
そんなことで、国交省などの国の資料から
あれこれと格闘させられておりました。
まぁそれこそ、中央省庁というのは一番のシンクタンクであるわけで、
蓋然性の高い調査資料やら、予測資料などが蓄積研究されてきている。
そういった資料作成に近づいた経験もありますので
おおむねその調査方向性には、同意できると思っています。
なんですが、そうはいっても、
現実の市場にすべて当てはまっていくかどうかはいつも不確定。
大体の方向性は間違いが無いけれど、
現実はいつも、あれこんなことが忘れられていた、みたいな
ことが積み重なって、思わぬ事態に進行していく。
大きな国の方針はわきまえながらも、
住宅建築の実際は、結局主体性を持った工務店や設計事務所が
いや、ユーザーがどんなことに価値を見出していくのか
そのことに一番、関心が向かうべきだと思います。
ともあれ、今回の講演データ作成を通じて
また少し、テーマ領域が明瞭になって来た部分もあって、
社会の解析と同時に、現実感覚をつねに磨いていくことも
営々と積み重ねていきたいなと思う次第であります。
きのうは、夜になって坊主が一時帰省。
にぎやかになっておりますが、本日からは工務店の全道組織、
アース21の札幌例会にあたっています。
きょうはわたしどもがアテンドした住宅4件の見学先訪問もあります。
札幌の建築家のみなさんに協力していただいて
みなさん業務繁忙の最中、総勢42名での大挙見学であります。
さらにあしたは、わが社スタッフによる工務店WEB活用研修も予定。
わたしは、その直後に講演の地・白河に移動予定。
まぁいろいろと多忙な時期になりますが、
なんとか、がんばって乗り切っていきたいと思います。
ではでは。