さて本日は、福島県白河で講演であります。
「超」大型に大成長した台風の影響を避けるべく、昨日のうちに
東北に移動しました。
しかしきのうも来客対応に、東北移動後も面接などがあって、
ひとつの会合にはついに参加できず。
ここんところ、いろいろな調べ物をしたり、
情報の豊かな方とお話ししたりして、
今後の住宅マーケットの推移、先行きを見通していきたいと
いろいろに考えを巡らせております。
きのうはある企業の方が、札幌に支店を開設したということで
あいさつに見えられていました。
お話ししていると、なんと動機は札幌のホテル確保の危機的状況。
これまで4000~5000円も見ておけば良かった予算が、
土日にかかったりすると、なんと1泊で25,000円
というようなケースも出ているのだとか。
これは明らかに中国やアジアからの「流入」の多さを物語っている。
札幌の場合、こうした状況がほぼ恒常化しつつある。
で、やむなく、これまで出張対応で済ませてきたのを
「支店開設」と、スタッフの賃貸住宅借り上げになったということ。
たぶん、多くの企業でいま、こうした対応が進んでいることが、
容易に推測できますね。
いまのこういうアジアからの流入による日本社会の「現在人口」って、
どの程度のモノで、数量的にはどれくらいであるのか、
いまのところ、そういう指標データは出てきていないけれど、
実感的には、東京の繁華街や札幌の状況を見ていると
街中で日本語とアジア各国言語の割合は、大きく変化している。
こういう状況は、一過性的なのかどうか。
観光から始まって、やはり社会定着という意欲が高まることは自然。
現に、当社にすら韓国の方が就職を希望されてきた。
一方で、国レベルのデータ指標では「日本人」の人口割合は
これは明瞭に下がっていくことはあきらか。
しかし、いまのドイツやヨーロッパの状況を見ていると、
人口問題は、国レベルだけでは考えられなくなる方向に
世界は大きく変化を見せてきているのではないか。
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ひるがえって、住宅のマーケット状況は、
この先、大変悲観的なデータが山のように出てきている。
確かに「日本人」だけのマーケット構造、これまでの常識ではそうなる。
しかし、移民政策がどうなっていくかは不明だけれど、
日本得意の「なし崩し的変化の受容」という方向にいま、この社会は
大きく変化してきているのではないか。
少なくとも、いまの経済規模を支えるに足る人口1億3,000万程度は
維持されていく方向に、日本社会は向かうのは明らかではないか。
相対的にインフラ整備、生活文化程度も高い社会の魅力は
世界の人にとって、強い魅力になっていくのではないか。
ドイツの「難民」流入意欲の高まりのようなものが
アジアに於いて、日本をターゲットにして押し寄せてくる可能性も
相当程度、実現性が高いものとして考えられるのでは。
そうなるとすると、日本住宅へのニーズはどんな変容を見せていくのか、
想像力を相当働かせていく必要があると、思っています。
「超」大型に大成長した台風の影響を避けるべく、昨日のうちに
東北に移動しました。
しかしきのうも来客対応に、東北移動後も面接などがあって、
ひとつの会合にはついに参加できず。
ここんところ、いろいろな調べ物をしたり、
情報の豊かな方とお話ししたりして、
今後の住宅マーケットの推移、先行きを見通していきたいと
いろいろに考えを巡らせております。
きのうはある企業の方が、札幌に支店を開設したということで
あいさつに見えられていました。
お話ししていると、なんと動機は札幌のホテル確保の危機的状況。
これまで4000~5000円も見ておけば良かった予算が、
土日にかかったりすると、なんと1泊で25,000円
というようなケースも出ているのだとか。
これは明らかに中国やアジアからの「流入」の多さを物語っている。
札幌の場合、こうした状況がほぼ恒常化しつつある。
で、やむなく、これまで出張対応で済ませてきたのを
「支店開設」と、スタッフの賃貸住宅借り上げになったということ。
たぶん、多くの企業でいま、こうした対応が進んでいることが、
容易に推測できますね。
いまのこういうアジアからの流入による日本社会の「現在人口」って、
どの程度のモノで、数量的にはどれくらいであるのか、
いまのところ、そういう指標データは出てきていないけれど、
実感的には、東京の繁華街や札幌の状況を見ていると
街中で日本語とアジア各国言語の割合は、大きく変化している。
こういう状況は、一過性的なのかどうか。
観光から始まって、やはり社会定着という意欲が高まることは自然。
現に、当社にすら韓国の方が就職を希望されてきた。
一方で、国レベルのデータ指標では「日本人」の人口割合は
これは明瞭に下がっていくことはあきらか。
しかし、いまのドイツやヨーロッパの状況を見ていると、
人口問題は、国レベルだけでは考えられなくなる方向に
世界は大きく変化を見せてきているのではないか。
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ひるがえって、住宅のマーケット状況は、
この先、大変悲観的なデータが山のように出てきている。
確かに「日本人」だけのマーケット構造、これまでの常識ではそうなる。
しかし、移民政策がどうなっていくかは不明だけれど、
日本得意の「なし崩し的変化の受容」という方向にいま、この社会は
大きく変化してきているのではないか。
少なくとも、いまの経済規模を支えるに足る人口1億3,000万程度は
維持されていく方向に、日本社会は向かうのは明らかではないか。
相対的にインフラ整備、生活文化程度も高い社会の魅力は
世界の人にとって、強い魅力になっていくのではないか。
ドイツの「難民」流入意欲の高まりのようなものが
アジアに於いて、日本をターゲットにして押し寄せてくる可能性も
相当程度、実現性が高いものとして考えられるのでは。
そうなるとすると、日本住宅へのニーズはどんな変容を見せていくのか、
想像力を相当働かせていく必要があると、思っています。