三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

見切り感覚の老化?

2015年10月20日 06時16分47秒 | Weblog
どうも最近、瞬間的な「見切り」の感覚で現実とのズレを感じます。
日常生活で、ふつうに階段を上るとき、
つい踏み込み板の小口に躓いたりする。
どうも、ふとした「見切り」の見誤りが増えてきている。
やはり体動作上での、自分自身での筋肉使用感と
実際の物理的動作の間に数ミリ単位でのズレが、
主に老化原因で出てくるのかも。
「おっとっと」とバランスを取って、体勢を立て直せるのでまだいいのだけれど、
今後、この「体勢を立て直す」方の感覚が衰えてくることもありえる。
そんなことが、数日に1回くらいは起こるようになっている。

で、そういった体動作ばかりではなく、
見切りのいちばん必要なクルマの運転でも、
きのうはちょっと要注意ということがあった。
普段はさほど通行量の大きくはない4車線交差点で、やや多めの通行量。
わたしは右折車両の先頭車で、前方対向車線からの車両群の
通行の切れを待っていた。
対向車線側では、右折待ちの先頭車両は大きめの車体で、
その後続はよく見えない状況。
で、対向車線側では向かって右の、左折もしくは直進の車線側で
左折車が2~3台たまった状態になった。
信号は変換時に右折矢印案内が出るタイプではなく
赤になるとそのまま通行できなくなるタイプ。
そういう意味で、交差点内からは早めに離脱しなければならないし、
わたしの後方にも3台くらいの右折車両が後続車両がある。
右折して進入を考えている道路は幅の広い2車線道路であり、
その右側車線であれば対向車線・左折車からも邪魔にはならない。
こういう状況では、対向車線側右折車の後ろの状況を確認しながら、
「すみやかに交差点を離れる」方が通行の妨げにならないと判断して
右折を開始した。
<まぁ、対向車線の左折車が完全に全部終わってからでなければ、
こちらは交差点内に止まっていなければならないのかも知れませんが・・・。>
そうしたところ、対向車線の右折車の後方から
左折車群とのすき間を急ハンドル操作ですり抜けた車両が
速度を速めて直進、それもわたしのいる道路中央側車線に向かってきた。
そういう状況で、わたしは急遽クルマを停止させ
その対向車をやり過ごしました。
状況からすると、わたしの方に前方確認不注意があると思われる。
普段からときどきは通る交差点であり、
それほど通行量がない交差点だという感覚があって、
無意識で、「見切り」を行ってしまったように思います。

幸いにして事故に至るようなことはなかったのですが、
この場合、対向車線右折車の後ろに、
直進車があって、それが速度を上げて交差点に入ってくる可能性を
「普通、そんなことはないだろう」という見切りをしてしまったのですね。
普段の通行状況から考えてありえない、と判断してしまった。
こういう経験をして、どうも自分の安全限界の見切りについて
やや深く反省の思いを持った次第なのであります。
より慎重な運転、危険を避ける運転を心がけていきたいと思います。


コメント
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