三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

北海道U&Iターンフェアに参加

2015年11月21日 08時29分22秒 | Weblog
今回の東京出張、ようやくきのうで帰還してきました。
主に住宅関係の用件が大きかったのですが、
最後は北海道が首都圏で開催している表題の求人フェアに参加です。
わたしどものような中小零細メディア企業にとっては
人材というのは、もっとも肝要な部分であります。
ことしはとくに組織体制と人の変動が重なったので、
やや長期的な視点から考え直す機会になっておりました。
地方自治体としての北海道としても、中小企業の人材問題は
今後の非常に大きなテーマで、取り組まれてきている。
そういうことで、参加させていただいた次第です。
参加されていた企業は20社と言うことでしたが、
それぞれ、人材獲得には並々ならぬ努力を傾けられている。
顧みて自分のことを考えると、戦略的であったかどうか、
まことに深く反省させられる部分があります。
しかしながら、これからの時代には、
発展するアジア経済圏のなかでの北海道の位置付けでも
多様な人材が求められていくことは明らかだと思います。
ことし、補強した人材は北海道以外からの人ばかり。
そのような時代の変化がわたしどものような中小零細企業にも
押し寄せてきている表れであるのかも知れません。
また、わたしどもが一番関係する業界である建築関係でも
これからは日本人労働者ばかりではなく、
アジア圏を中心に、より多様な人材構成に変化していく可能性も高い。
そういう意味でも、より柔軟性を高めていく必要はあると思います。

企業としてはそういった多様性を確保することが
あらたな可能性の発掘につながっていく部分もあるだろうと思います。
また地域としての北海道は、
ことしの海外観光客入り込み数でも、日本全体の中で
10%を超えて海外からの人気を獲得している。
そういった日本のなかでも特異的な地域としての潜在力を
地域経済力としても活かしていく工夫が求められると思います。
それこそエトランゼの人材が求める地域の中での多様な職種として、
地域に根ざした出版・情報メディア企業という存在を
大いにアピールしていかなければと思う次第。
そうした活動が、オール北海道の魅力向上につながるのでは。
きのうは、限られた3時間ほどの時間でしたが、
少数ながら、たいへんユニークな方とも接触できて
大いに意を強くさせられました。

ということでしたが、
このイベントは急遽参加が決まったので、
帰りの飛行機を予定変更で、最終便のその後の臨時便。
3連休の前日金曜日と言うことで、
ほかの便も全便が満員寸前という「特異日」。
ということで、要約札幌の自宅に帰り着いたのは日付の変わった時間。
さすがにやや、体力的な疲労感に包まれておりました(笑)。
しかしこれからも、年末進行でいろいろ多忙状況が続きます。
みなさんも、体調管理にはくれぐれもお気を付けください。

<写真は、大好きな浜離宮・中島茶屋のショット>






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする