三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

【巣ごもり生活長期化とこころの健康維持】

2020年04月11日 07時29分27秒 | Weblog
2月15日に最後の東京出張から帰還してから2ヶ月ほど。
当初の数週間は経理などの案件もあって対外的な活動は少なくしていた。
その後、東京での動きなどもあって出張のタイミングを測っていたのですが、
あれよあれよという間に、新型コロナウィルス騒ぎでどんどん巣ごもり化。
東日本大震災のときには、仙台空港が起動しなかったけれど数週間で
高速道路は開通したので、クルマに食料などを積み込んで
フェリー経由で各地に移動していた。
対応策として、すぐにも独自メディアを作って取材活動などを展開した。

ところが今回は、その影響の大きさが巨大すぎる。
人間の移動の制限というのは、大きく行動とこころの変容を促すと実感。
たしかに運動のための散歩外出とか、クルマでの行動などは
一定程度行っているけれど、積極的なこちらからの働きかけについて
その企画の起動力が削がれるように思われる。
まぁそうすると、これまで手をかけられなかったことに着手出来る部分もある。
これまで長期的な課題だと考えていたようなことに
いろいろと着手してシステム変更などを計画している。
それはそれでいいのですが、やはり人間、発想が閉じこもりがちにもなる。
人間というのはひとの間と書くように、さまざま情報交流する存在だと気付く。
もちろん近親者、夫婦という関係ではコミュニケーションはあるけれど
やはり人間は社会的存在であり、拡張的な人間関係こそが
その基本的な志向性なのだと思い知らされるのですね。
こういう感染症の疫病というのは本当に憎い。

せいぜい写真のようにお互いの手作り料理で
相互に「コミュニケーション」を取るというのがなぐさめか。
これは先般の帰省中に息子が手づくりしてくれたラーメン。
男子だけれど、料理がけっこうな趣味という最近の若者であります。
そういえば第2次世界大戦では、食料まで枯渇した環境の中、
家族がそれぞれ離ればなれになって、多くの人命も失われた。
それよりは遙かにマシだけれど、先人はそういう生活に5年近く耐え抜いた。
いまもある意味では世界大戦が勃発しているのだとも言える。
徐々にこころの平安を得る方法を考えていかなければならないのでしょうね。
わたしもまた新しい料理メニューに挑戦したりしてみたいと思います。

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