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四国をあちこち見て回る年末の旅後半2日間。
きのうは、南端の高知県までの旅であります。
40数年前にも、四国の道中ではカツオのタタキを食べまくっていた記憶ですが
やはりそこは敬意を表して食べたいなぁと。
高知と言えば、昼間っから地元の大人たちがカツオなどを酒菜に、
酒盛りをしているというこの「ひろめ市場」が面白い。
お城の近く、街のど真ん中で子どもたちもたくさん集まっている場所ですが
きのうも盛大にテーブルを独占して忘年会もどきの宴会グループも。
南国らしいオープンさで、エトランゼとしても愉しさの輪に入りやすい。
テーブルが空いたら、すぐに席を確保して代わる代わる
「カツオのタタキ」「サバの焼き寿司」などと、買い求めてきて食事する。
こういう垣根の低さ、オープンさにはたいへん惹かれます。
北海道でも、釧路など港町の市場では「のっけ丼」を、
市場の真ん中のテーブルで食べるという文化はありますが、
ここまでオープンな食遊空間というのは体験したことがない。
いま、東京暮らしの息子もいたく感激しておりました。
で、カツオのタタキであります。
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カツオのタタキといえば、サッと表面に焼きを入れて
肉身は赤々としたお刺身状態という料理ですが、
その「焼き」にこだわっているということの実演を見ていました。
なんと、稲ワラで火を点けて、それで皮表面を焦がすのが、
高知らしいのだそうで、なんとも豪快な煙りっぷり。
店の中なのでガラスで仕切ってはいますが、焼き場での豪快な調理ぶりが
パフォーマンスとしてふるまわれている。
この炎の盛大さが高知の人たちの胃袋を刺激するのでしょうね。
「おお、おおお」であります(笑)。
さて年末もいよいよ押し詰まって参りました。
本日は12月31日、大みそかであります。
ことしも毎日更新、365日ブログを休みなく書き込むことが出来ました。
途中、若干の入院などもありましたが、
それは念のため、用心を期してであり、
大きく健康を損ねることなく、一年を過ごすことができました。
スタッフをはじめ,多くのみなさんのおかげと感謝しております。
来年も、ブログはライフワークとして毎日更新を心がけていきます。
本日、最後の淡路島・伊弉諾〜いざなぎ〜神社参詣訪問を済ませたあと、
北海道に帰還して新年を迎え、さらに書き続けます。
このブログにお付き合いいただき,深く感謝申し上げますとともに、
来年もどうぞよろしくご愛読のほど、お願い申し上げます。
みなさまのご多幸を祈念いたします。
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