三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

登別地獄祭り

2007年08月28日 05時34分19秒 | こちら発行人です



土曜日、登別に行ってきました。
毎年カミさんの方の親戚での集まりがあって、参加しているのです。
ことしはちょうど、登別地獄祭りに合わせた日程。
登別の開祖、滝本さんのホテル近くに「閻魔大王」の小屋があるのですが、
お祭りのときには、ふだん座っているえんまさんが立ち上がって目を光らせてくれるんです。(笑)
こういう単純な趣向って、実にバカバカしくていい。
鬼とか、閻魔とか、なかなかお目にかかれないだけに価値がある。
ことしは北海道もまだまだ暑い日が続いてくれていまして、
毎年だと、8月もこの時期になるとすっかり秋風なんですが、
地獄・閻魔・鬼といった趣向には実にいい案配のなま暖かさ。
もうすこし暑いと、お化けなんかがふさわしいところなんですが、
当日は熱気もあって、爽快という感じなので閻魔さん、大ハッスルです(笑)。

登別はやはりいつ行っても、すごいですよね。
地獄谷や大湯沼など、まさに温泉には最適地だと認識できます。
年間の降雨量もたいへん多くて、
活発な火山活動と相まって、温泉の湯量がふんだん、ということなんですね。
いろいろな種類の温泉成分が楽しめるのでも有名ですが、
やはり定番の硫黄温泉が、やはり登別らしくて格別。
ただ、今回は「まほろば」に泊まったのですが、
隣接していた滝の屋さんが、取り壊されて更地になってしまっていました。
「まほろば」は道内大手ホテルチェーンの資金力での大型ホテルですが、
伝統的なスタイルの和風庭園が楽しめた滝の屋さんも
格別の風情があったので、寂しさがありました。
「まほろば」が出来た頃、和風庭園を見下ろすように建てられたので、
目隠しをしていたような記憶があります。
こういう温泉地のホテル間競争、すさまじいものがありますね。
閻魔さんも、目を白黒ってとこなんでしょうかね。
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