三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

20周年記念リニューアル号

2008年04月02日 06時26分24秒 | リプラン&事業
ちょっとタイミングがずれてしまいましたが、
わたしどもの発行するリプラン誌が、20周年を迎えることができました。
この3月28日発売号で、なんとか発行することができた次第。
で、これを機会に誌名もカタカナから、英文に変更、Replanといたしました。
これまでもホームページではreplanというネームだったので、
自分たち的にはまぁ、スムーズに変えてみようとなったわけ。
住宅雑誌ですので、購入される方たちは基本的には移り変わっていくもの。
そういう意味では、読者のみなさんの年齢構成を考えて、
リフレッシュは行い続けていかなければならない宿命だと思っています。
ただ、そうした雑誌の中ではけっこう定期購読率が高い雑誌だとは思っています。
取材に行ってみても、読者のみなさんは平均で少なくとも
3年分くらいはバックナンバーを持っていただいているケースが多い。
それと、ずいぶんみなさん読み込んでいただいていて、
すごく工夫しているなぁ、という点を聞いたら、
「あれ、それはリプランを見て、取り入れたんですよ(笑)」
とかと、言われることがしょっちゅうあります(冷や汗)。
手作り感のある、地域性を大切に取り組んできたことが
このように言っていただけることにつながっていると考えています。
お仕着せにならないような、控えめなスタンスで、
でもちょっと気になるポリシーも感じられるような、
そんな思いでこれからも出版していけたらいいなと念願しています。

今回から、流通も全国流通の大手取次経由に変更になりました。
東北版は一足先に昨年秋から変更したのですが、
いよいよ、北海道の本体版も今回からそうなりました。
東京の大手書店などにも一部、販売していますが、
基本的には北海道内限定の地域住宅雑誌。
しかし、全国的な住宅雑誌が厳しい中で、このジャンルを守っていきたいという
大手取次の方たちの思いというのも、感じられた今回の変更。
単純に考えれば、締め切りの時間的余裕が厳しくなると言うマイナスも多くて、
ちょっとためらわれる部分もあったのですが、
その分、北海道という寒冷地住宅が培ってきた住宅技術面・デザイン面を
より大きなマーケットのみなさんに訴求するチャンスも広がります。
従来では考えられなかった臨時増刊の全国発売、
というようなチャンスが生み出されてきています。
これからの北海道の住宅マーケットと言うことを考えれば、
その性能技術を、より大きいマーケットに広げていくというのも
大変重要な取り組みになっていくと考えられます。

というような状況のなかでの、今回の記念号の出版でした。
特集はズバリ、「いい家って、なんだ」。
表紙にはこどもさんたちの「夢の家の絵」を持ってきてみました。
家を建てるって、未来に希望を持っていくと言うことと同じ部分があります。
こどもさんたちの素朴な表現から、
そんな思いが家づくりへの願いとして感じていただけたら、と思います。
ぜひ、お読みいただけたら幸いです。
全道有名書店・コンビニで発売中、480円でがんばっています(笑)。
どうぞよろしく。
あ、全国のみなさん向けにHPでも通販しておりますので、よ・ろ・し・く(笑)。
http://www.replan.ne.jp/hokkaido/bookcart/index.php
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