あぁ・・・このままでは終われない!脳内出血奮戦記

ひとり暮らしを突然に襲ってきた脳内出血
頭脳それなり動きは超高齢者!毎日のトレーニング記録 

あっ 指がうごいたっ!  記念の日

2015-03-19 14:44:23 | 発症から退院まで
ここ数日 暖かい日が続いてる。
なんと言っても最低気温が2桁台というのがとても うれしい!
それに加えて この日は感動の日であるから当然 
ゴ・キ・ゲ・ンな筋肉群。

2012年2月に倒れ救急車で即!集中治療室へ( I C U )そして一般病棟へ。

その後リハビリの専門病院への転院。
この時でさえも 働けない身体になってしまっていることなど思ってもいない自分。

働くどころか命もあぶなかったと知るには、まだ少し先のこと。
まったく無知とは恐ろしいと今でも思う(苦笑)

元の身体に戻ることはありません!と言われてもそうですか・・・
なんて言えるはずがない。
「 どんな努力でもします!1%の可能性もないのですか?
1%くらいありますよねェ?!」とDr.に食いつく(苦笑)

この時はまだ顔のシビレも現れておらず、内反足も尖足症状も現れてない時期。
亜脱臼で激痛の肩、ズッシリ重い上肢、左片麻痺であるが
幸い会話は限りなく普通に近かった・・・と思う。

足に比べ、手の神経はとても複雑で回復に時間がかかると知ってからは 
ますますリハビリに!自主トレに!励んでいた。
温めるといいよ いう言葉がある時耳に留まったのだ。
どなたから聞いたのか覚えていないが なぜか脳にピッヒっ゜ピっ!!!

顔を洗うことができないため病棟に用意されていた蒸しタオル。
顔を拭いたあと左の手の平を包み毎日温め続けた。

と 同時に上腕から前腕、手の甲、手の平を健手で(右手)すりすりなでなで。

脳は1万回教えこまないと覚えない!のだそうである。
1万回って何回よぉ と途方にくれるも あっ そっか!
朝昼晩で 100回×3×30(1ヶ月)・・・
なんか出来そうな気がしてくる。

タオルで温めていたのは どうやら自分だけ?!
シビレのない方もいらしてて。
ここで初めて同じ脳内出血、脳梗塞でも後遺症に違いがあると知ったのだ。

思う存分蒸しタオルを使ったのは はい 私ですっ!
看護師さん ごめんなさ~い。

と ある日、包まれた手の平がビリッと痛いっ!
まるで針で刺されたかのような感触。

そう タオルの目が刺さってるのである。
こんな表現しかできないが 超敏感と超鈍感が混在。

温かいという感覚はあったものの 手が触れても全然分らない。
毎日いっぽん、1本ていねいに指のリハビリをしてもらっているというのにも関わらず
感触がまったくない!
あぁ~残~念~と、今なら思える(笑)

ジッと見ていないとわからないくらいの1ミリ2ミリ 人差し指がかすかに動いたのだ。
もう飛び上がらんばかりのうれしさ!

もうこれはサプライズしかない。
リハビリの時間が早くこないかと心待ちにしたものだ。

ご指導くださった療法士の H 氏 ありがとうございます。
そしてもうひとり 一度の担当ではありましたが T 女史 ありがとうございます。

この日をきっかけに更なる意欲をもってリハビリに向かうことができたのである。

同時にこんな症状が・・

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