あぁ・・・このままでは終われない!脳内出血奮戦記

ひとり暮らしを突然に襲ってきた脳内出血
頭脳それなり動きは超高齢者!毎日のトレーニング記録 

倒れた時のこと  その2

2015-03-18 13:51:38 | 発症から退院まで
2012年2月1日 夜8時ころ 
親戚との電話を切り、イスから立ち上がった瞬間に、
いきなり倒れたのだ。ヨロヨロとかでなく ドサリッ!という感じ!

床にころがったのだと認識したと同時に目の前には家具の角が目に入る。
今思うとよく避けて倒れたものだと運の良さを感じる。
吐き気が襲ってきたので 目に入った買い物袋に右手をのばす。
数日前に買った本だった。
出てくるのは、黄色い汁ばかり・・・。
きっと食べていなかったんだと思う。

食欲がなかったということは
やはり具合が悪かったのだと今ならそう思える。
いつもはしっかり食べる人間だからなおさらだ。
トイレにも行きたいから必死で動こうにもビクともしない身体。
記憶にあるのはここまでである。

どのくらいの時間が過ぎていたのか、
まったく分らないがドンドンとドアをたたく音でハッと目が覚めたのだ。
ありったけの声を出して助けを呼んだ!

ワンルームの狭い部屋。
玄関はすぐそこ。

ここでまた、幸運が!
異変に気づいてすぐさま管理人さんへ走ってくださったのだ。
それからは 早い早い。
救急車で近くの病院へ。

昔、病院勤務の経験から救急隊員の方に
「ここの病院へ運んでください」とお願いしたのだ。

自分では意識もあるし、会話もできてたし(と、自分では思っていた)
命にかかわるなどとは・・・。
周りの方々は熟知していたというのに 知らぬは本人ばかりなり(苦笑)

このドアをたたいてくださった宅配さん、
家族に脳卒中の方がいらして「とにかく時間が勝負」と
すばやい判断。
お昼ころ救急車へ。

夜に倒れたから翌日とばかり思っていたのだが
どうやら翌々日では?と分ったのはずっとずう~~っと後のことであった。

かなりの時間が経過していたため出血は広がり手術できない状態だったと後になって知った。

最初に発見していただいた コねこの Oさん 本当にありがとうございます。
管理人さん 迅速な対応誠にありがとうございます。

運ばれた先は先輩の職場。
すぐさまストレッチャーまで来てくださり
「大丈夫!大丈夫だからね!」という必死な顔を覚えている。

こうして沢山の方々の手により助けていただいた。
今生きていることに感謝します。
Oさんにお礼を言うことができたのは暮れになってようやくのことでした。
この後 リハビリの壁に挑むこととなる。

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