リコの文芸サロン

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師から学ぶ

2022-03-06 | 短歌
リコは先ず、20代にアメリカに留学している時にボストンの教会で聞いたポイプオルガンの音に感動して、帰国してから速、ピアノを買い、習い始めました。


二人目のピアノの先生に習って半年経った頃に、先生が「貴女の費やしている時間と労力とお金が、成果に見合わない。貴女は絶対音感が、無いので今からではそこそこのコンサートは開く位には上達しますが、努力に見合った成果ではありません」と言ってくださった。
リコはピアノを辞めて、お茶とお花を習いました。7年立った頃に両方とも師範の免許を取得しました。大阪に嫁いだのでその後は辞めてしまいました。


お花の先生から、
貴女の生花は活け方が大きいから直す余地が有る。小さくまとまった生花はそれ以上、切る余地がないので直せない。
物事を大きく取り組む私のガサツな性格も時には人生の役に立っています。

短歌の先生から、
大病に罹り、余命わずかに成った時にその人が「死んでしまいたい」と短歌を詠まれました。
すると先生は「天国を思う時がある」と直されました。
私が「先生、あの歌はあの人の絶唱です。どうしてあんな、中途半端な添削をされたのですか」と聞きましたら、先生は「遺族の方があの短歌を読まれたらどんな気がするでしょう。短歌は思いの丈を詠めば、いいと言うものではありません。」

以来、私は感情の•楽しい、嬉しい、悲しい、悔しい、腹がたつを垂れ流しにしない様に気を付けて詠草してます。


コメント (1)
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