リコの文芸サロン

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自分史の勧め

2022-03-03 | 短歌
リコの短歌の会のN先生が歌集を上梓されました。
短歌の秀逸、装丁もさることながら、題名の素晴らしさ。

『長き鎖のすゑの尾』、
家系図の長き鎖のすゑの尾に
記されしわれは女(め)の子を生めり  T子

先生は(選者)は歌歴47年と言われる。
先生の歌は1、2、3句ときたら、4、5句はこうかなと想像すると。全く違う視点の流れになります。使われている言葉も一味違います。
N先生の27歳から70歳までの短歌が300頁の本になっています。
発行所•現代短歌社

私が10年前に歌会に入会した時からこの方の歌に注目していました。
選者になられる方は最初から歌筋が違いますね。

短歌の長き鎖のすゑの尾に付いた私は後、30年は歌を詠みたいので100歳まで生きるつもりです。
 私を指導してくださるM先生は「70歳までの短歌を本にすると良い。結婚から子育てなど、人生の重要な事柄が詠めている。自分史にもなるし、歌集を貰った子どもたちも自分の歴史がわかって良いからですと」言われた。


★宮中歌会始の儀の詠進要項


令和5年のお題「友」

〇令和4年の詠進歌(応募歌)数は1万3830首と新聞に発表されている。
漏れ聞くところによると、例年半数位は書式違反ではねられ、残りのうちの半分ぐらいは箸にも棒にもかからない作品と聞いている。
したがって審査の対象になるのは全体の4分の1ぐらいと言うことであるから、皆さん応募されては如何でしょうか。

令和5年の
①未発表の自作の短歌で一人一首に限る。
②お題は「友」。
③半紙を横長に使い右半分に
お題と短歌、左半分に郵便番号、住所、電話番号、
氏名(本名、ふりがな付き)、生年月日、性別、職業を毛筆で縦書きする。
④締め切りは九月三〇日(消印有効)。
⑤宛て先は「〒100・8111宮内庁」。封筒に「詠進歌」と書き添える。
以上である。
コメント (4)
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