リコの文芸サロン

文化、芸術、手芸など人生を豊かにする情報発信ブログを始めました。より良いブログに育てるためにコメントなどお寄せください。

短歌の推敲②

2022-04-20 | 短歌

NHKの全国短歌大会の放映

4月24日(日曜日)14:30〜15:45
Eテレビで放映されます。

★4月15日にリコの口語短歌をポエット•Mさんがアドバイスをくださったので推敲しました
その、過程は、4月15日のブログに載せました。•••「雅と私」
元歌、
紫の桐の花咲く
うっすらと汗かき歩き
たんぽぽつつじ  リコ

添削①、鳳凰伝説を知る。
桐の花雅に香る
紫の花影に止まる
鳳凰浮かぶ  リコ

ポエット•Mさんが、更にご指導くださり、雅な詠草に成りました。
添削②
桐の花雅に香る
紫の花影かすめ
鳳凰舞うや

リコの推敲は、 
鳥は木の枝に止まるものとの常識に囚われて、「花影に止まる」と詠みました。
結句は鳳凰伝説なので「見た」とは詠まない方が良いと、「浮かぶ」にしましたが、これは未熟ですね。

一方、ポエット•Mさんは
花影に舞う鳳凰を詠まれた。
「花影かすめ」と詠むことにより、歌に動きが生まれました。

男性のポエット•Mさんの方が詩人ですね。リコは鳳凰が止まる木の桐と知らなくても、雅な紫の花の桐を「汗かき歩き」と詠むとは恥ずかしいことでした。

リコが2句切れにしたのは、
桐の花を、見て、「アッそうだ、鳳凰だと」と一呼吸置きたかったから、2句切れにしました。

短歌は楽しく続け、出来るだけ丁寧に推敲しましょう。




コメント (2)
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