さて止まっていては間に合わなくなりますので、ガンガン工作を進めていきます。
ということで、既に完成しているザクキャノンイワングレーデン専用機を塗装を惜しげもなく剥がしていく作業に取り掛かりました。なにせMSD版のザクキャノン、全く再販されませんので止むを得ません。数カ月にわたってオークションなどをパトロールしていたのですが、、これほどまでに掘り出し物が出てこないキットも珍しいというレベルで高額プレ値品しか見かけることが出来ません。何も新品である必要がないので、多少プレ値がついていてもパチ組み品でも良いので、、という思いで探してきましたが、まあ玉が出てこない、、
そんな訳で完成品の塗装を剥がして色を塗り直すことにしたのです。
ということで、頭部と胴体部の塗装を剥がしました。手足は未だ完成品の塗装のままです。私は水性アクリルエマルジョン塗料のファレホを使っていますので、塗装落としが大変です。ラッカー系と異なり溶剤ドボンで簡単に塗装を剥がすことが出来ません。IPAで塗膜を膨潤破壊?することもできるのですが、必ずしも綺麗に取れないし何せIPAの臭いは独特過ぎて私にはラッカー溶剤以上に受け付けることが出来ないです。その時臭いというより鼻の粘膜が侵されて数日間IPAの臭いが鼻から離れない状態になってしまうのです。
ということで、全てヤスリ掛けもしくはキサゲで塗膜をそぎ落としています。ねっとりとした塗膜カスがスジボリの中にも入っていきますので、結局タガネで塗膜カスを除去することとなりました。やあマジで再販して欲しかった。このキットが発売された当時はまだガンプラ不足の世の中ではありませんでしたから、複数買いして積んでおくという発想がなかったですね、、、まあそれが正常な判断だろうとは思うのですが、、、今再販されたら確実に3個×2ターンで6個は買うと思いますが、、、その発想が狂っているのですよねぇ、、、、
しかしこのように塗装をはぐような面倒なことを体験してしまうと防御反応的に積みたくなってしまいます。せっかく塗装をはぐような面倒なことをするのだから単に色塗り直しだけではもったいなかろうという発想になりまして、UC版のディテール形状の再現を可能範囲でトライしてみることにしました。
今回は一番相違が目立つフンドシ部の形状変更とスカートの形状変更をやってみました。腹部はプラモの可動構造上、UC版に合わせるのは難がありすぎるので、出来る範囲寄せる程度に留めることにしました。
しかしここまで手を入れると、他の場所も気になってしまいますねぇ、、、、