さて昨日の新旧モデルの比較ですが、もうひとつ肝心な点が抜けていました。
左が新KATO品、右が旧ラウンドハウス品です。ラウンドハウス品はHゴムがすべてグレー表現になっていますが、KATO品は黒色の部分がきちんと黒色で再現されています。ここはなかなかきっちりした仕事がなされていますね。
さて、改造に着手していきます。
車体の分解ですが、最近のモデルとは大分違いますので少し注意が必要です。屋根を開けようと床下をばらしても、ボディーと床下が固簡単にははずせませんので、屋根には直ぐアクセスできません。
屋根をはずすには貫通扉からドライバーなどを突っ込んで屋根を押し上げなくてはいけません。
ボディー裏側から突起を爪楊枝で押して行き先表示板をはずします。
表示板の淵をヤスリで削って元に戻します。
右が改造前、左が改造後です。現行使用はトンネルのツララで表示板のガラスが破損するので行き先表示板は鉄板でふさがれています。これを再現するために、淵を削る改造を行ったわけですが、はめ込み部のラインをパテで埋めない限り、鉄板でふさいだ感じにはなりませんけれどもね。それをやると塗装をやり直さなければなりませんので、今回はやめておきます。
屋根に無線アンテナを取り付ける穴をピンバイスで空けます。TOMIX品のようにガイドが付いているわけでもなければ、GM品のように裏面にガイド穴が開いているわけでもありませんので、説明書の指示通りの寸法を採寸してピンバイスで穴を開けます。0.5φが指定されていますが、私の手持ち工具では0.6φで空けないとアンテナを相当力をかけて押し込まないといけない感じでした。
そして、屋根上のクーラーを取り外します。両サイドのベンチレーターを現行使用にあわせて撤去していきますので、その際にクーラーが邪魔になりますので外して置きます。
大まかにニッパでカットして、残った部分をあらかたデザインナイフでカットし、さらに#230の荒いヤスリで削っていきます。うまく新羽を入れると屋根に穴を開けずにいけますが、まあたいてい穴が開いてしまいます。後でパテ埋めは必須と思っておいてください。
いきなり完成品にニッパを入れてバキバキやるのはどうも気が引けますが、、、一発穴を開けたら気持ちが吹っ切れるというものです。
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