大人になれないオヤジたち

模型作例と模型工具について紹介するブログです。
現在は主としてガンプラをターゲットに改造工程を紹介しています。

ザクキャノン Ver.UC その4

2025年01月15日 | ザクキャノン

引き続きザクキャノンのUC版への改造ですが、、残りは脚部。

スリッパと言いますが、靴と言いますか、、つま先付近の形状がMSD版とは少し異なります。

UC版はつま先部が角型で両サイドにスリットというか開口部があります。つま先の形状変更は大胆に削り込んで局面部をなくした上で1㎜プラ板を二枚、適当な形状で接着剤で貼り付け。硬化後に削り込んで形状出しをしました。エポキシパテを盛り付けて形状出しするのとほぼ同じ感覚です。パテでもる代わりにプラ板を貼り付けて盛るというイメージです。

あえてプラバンで盛り付け無くてはならない理由はないのですが、エポキシパテを上手く盛り付けるのってベトベトシテいて扱いにくく難しいですし、意外と盛りが甘くて意図しない形状欠損部分が出来てしまい盛り直したり、カケ部が発生したり、平面を出そうとすると削り込みに時間を要したり、、そんな危険性を回避するためにプラ板を盛り付ける方式としました。

ついでに脚部の裾部にあるスリット形状、これを構成する数ミリの支柱部が一部欠損していましたので1mmプラ板をチップ状に切り出し接着、その後10mm厚神ヤスの#240で削り込んで微細柱の補修をしました。

 

 

 

 

 

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ザクキャノン Ver.UC その3

2025年01月14日 | ザクキャノン

さてザクキャノンですが、UC版の再現をするためにフンドシ部とスカート部の改造を行ったのですが、そこまでやるならば腕部もやるかなぁ、、と重箱の隅を突くことに。

ただ関節構造がオリジン版とは異なるので完全再現するのであれば他キットからの移植が必要になるのですが、、まあそこまでして他キットつぶすのも如何なものかということで、そこは妥協することにしました。他キットと並べた際の整合もあるでしょうから。

コトブキヤP110とWAVEのUバーニアフラットとプラ板を組み合わせが大まかに形状出しをしたうえで隙間はエポパテで埋めて形を出しました。

 

文書で表現するの難しい訳ですが、、写真でなんとかご理解いただけると助かります。既存パーツの上から無理やり流し込み接着剤で形状に切り出したプラ板を両面から覆うように接着、接着した2枚のプラ板間をパーツごとパテで埋めてしまう要領です。写真では改造前後を並べて映しているのですが、、、

 

 

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ザクキャノン Ver.UC その2

2025年01月10日 | ザクキャノン

さて止まっていては間に合わなくなりますので、ガンガン工作を進めていきます。

ということで、既に完成しているザクキャノンイワングレーデン専用機を塗装を惜しげもなく剥がしていく作業に取り掛かりました。なにせMSD版のザクキャノン、全く再販されませんので止むを得ません。数カ月にわたってオークションなどをパトロールしていたのですが、、これほどまでに掘り出し物が出てこないキットも珍しいというレベルで高額プレ値品しか見かけることが出来ません。何も新品である必要がないので、多少プレ値がついていてもパチ組み品でも良いので、、という思いで探してきましたが、まあ玉が出てこない、、

そんな訳で完成品の塗装を剥がして色を塗り直すことにしたのです。

ということで、頭部と胴体部の塗装を剥がしました。手足は未だ完成品の塗装のままです。私は水性アクリルエマルジョン塗料のファレホを使っていますので、塗装落としが大変です。ラッカー系と異なり溶剤ドボンで簡単に塗装を剥がすことが出来ません。IPAで塗膜を膨潤破壊?することもできるのですが、必ずしも綺麗に取れないし何せIPAの臭いは独特過ぎて私にはラッカー溶剤以上に受け付けることが出来ないです。その時臭いというより鼻の粘膜が侵されて数日間IPAの臭いが鼻から離れない状態になってしまうのです。

ということで、全てヤスリ掛けもしくはキサゲで塗膜をそぎ落としています。ねっとりとした塗膜カスがスジボリの中にも入っていきますので、結局タガネで塗膜カスを除去することとなりました。やあマジで再販して欲しかった。このキットが発売された当時はまだガンプラ不足の世の中ではありませんでしたから、複数買いして積んでおくという発想がなかったですね、、、まあそれが正常な判断だろうとは思うのですが、、、今再販されたら確実に3個×2ターンで6個は買うと思いますが、、、その発想が狂っているのですよねぇ、、、、

しかしこのように塗装をはぐような面倒なことを体験してしまうと防御反応的に積みたくなってしまいます。せっかく塗装をはぐような面倒なことをするのだから単に色塗り直しだけではもったいなかろうという発想になりまして、UC版のディテール形状の再現を可能範囲でトライしてみることにしました。

今回は一番相違が目立つフンドシ部の形状変更とスカートの形状変更をやってみました。腹部はプラモの可動構造上、UC版に合わせるのは難がありすぎるので、出来る範囲寄せる程度に留めることにしました。

しかしここまで手を入れると、他の場所も気になってしまいますねぇ、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

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ザクキャノン Ver.UC その1

2025年01月09日 | ザクキャノン

さてドダイはーバーコート待ちということで、先に進んで行きたいと思います。

何のためにドダイを作ったかと言いますと、、ユニコーンガンダムに登場するジオン残党軍のザクキャノンを上に乗せるために作った訳です。

ドダイの改造に想定の2倍の時間をかけてしまっていますのでザクキャノンで巻き返しを図りたいところ、、、

しかしここで問題勃発!

左がUC版のデザイン画、右がMSDのイワングレーデンザクキャノンです。

こうやってマジマジと比較すると意外と相違点があることに気が付きます。

特に目立つのはふんどし部の形状違い、そして次に腕のデザイン全般、最後にソール部ということで最初は無視するつもりでしたが、どうにも気になってしまいます。さてどうしたものか。

 

 

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ドダイYS その20

2025年01月08日 | サブフライトS等

長らく工作してきたドダイもいよいよ終盤です。今回はデーカール貼り込みを行いました。この作業が一番楽しいですね。まあセンスが試されますので一番頭を使いますし悩む時間も多いのですが、それも含めて楽しいひと時です。

今回はスミ入れ前の光沢クリアコートの際に失敗をしてしまいまして、塗料が濃かったのか気温が低い状態で塗装してしまったためか、表面がザラザラまでは行きませんがかなり微細な凹凸がついてしまう状態になってしまいました。

一旦こうなると厚塗りをしたところで凹凸が消えることは無く、とは言えここまでドボンする訳にもいかず、、そもそもファレホは簡単にドボンで落とせる塗料でもありませんので、実質後戻りはできません。

ということで、デカールでシルバリングを起こしてしまう恐れが多分にありましたので、しっかりとマークソフターで馴染ませることに神経を使いました。

ところで、皆さんはマークセッターを使われることが多いのでしょうか?私はデカール貼付後に必ずオーバーコートをしますので、セッターを使う必要性を感じないので必ずソフターを使っています。そもそも私はデカール位置を結構後から修正することが少なくないですのでセッターを使うのは怖いです。ソフターも最初から使うことは無く、まずは水転写後に一旦目視で水分がなくなる程度に軽く乾燥させて位置決めをします。ここで場合によっては再度水を滴下して位置修正を行うこともします。乾燥して水が見た目に蒸発した状態になり位置が定まった時点で、水を含ませた筆で少量のソフターをとって希釈しつつデカールの上からそっと撫で塗りをしています。

今回デカールはガンダムデカール、ハイキューパーツデカール、ベルテクスデカール、ロボデカールの4種類を使ったのですが、ベルテクスデカールのみソフター耐性が極端に低かったです。触らなければ全く問題ないのですが、塗った直後でも綿棒で圧着しようとするとデカールが歪んでしまいました。幸い直ぐにマスキングテープで剥離できたので貼り直しが出来て良かったですが。それだけ厚みが薄くて良いデカールなのだとは思いますが。

 

 

 

 

 

 

 

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ドダイYS その19

2025年01月07日 | サブフライトS等

さて、下面の塗り分け塗装も完了したので墨入れを施していきます。レッド部はウオッシュカラーのレッドウォッシュ、グレー部はブラックウオッシュで墨入れを行いました。

ついでに細部のタッチアップなども施して、これにて塗装完了です。あ、写真を見て翼端部の識別灯を塗るのを忘れていることに気が付きました、、蛍光カラーで塗るので下地のホワイトのみタッチアップしておきます。色を入れるのはつや消しオーバーコート後にしたいと思います。

 

背面も墨入れ、、、墨を入れるとグッと細部が際立ってメリハリが出ますねぇ、、、、

 

ちょっと待ちきれずに、デカール貼る前にグフを乗っけてみました。足元スペースを拡張した効果はばっちりです。これはやってよかった改造です。

 

 

 

 

 

 

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ドダイYS その18

2025年01月06日 | サブフライトS等

ドダイの下面にある4つの丸モールド、、これ何なのか未だに正体が分からないのですが、、センサー類なのか、、もしかして着地する時の足??

これ設定ですと鮮やかなエメラルドグリーンなのですが、、今回はあまりチカチカする配色は避けたいのでミサイル発射口も黄色ではなくガンメタにしているので、ここも暗色をチョイスすることにしました。元々はエメラルドグリーンなので緑色がかったグレーということでモデルエアーのライトグレーRLM63をチョイスしました。

この4つの丸モールド、意外と径が大きくて、ハイキューパーツの円形マスキングシート4Lよりもおおきかったので、やむなくマスキングゾルを使うことにしました。円形の外周はもともと深くスジボリを入れてあったのでここにカッター刃を入れてゾルを切り裂くことを前提に、カッターで切れるゾル(ガイヤノーツ マスキングコートR)を使いました。

 

しかし実際やってみると、円弧をデザインナイフで綺麗にゾル切るのは想像よりも難しく、、場所によってはタミヤの曲線用マスキングテープで補完する必要がありました。なんかグチャグチャになってしまったように見えてイヤになりましたが、、、

 

まあ裏面だし、、結果オーライという感じで次に進むことにしました~

 

 

 

 

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ドダイYS その17

2025年01月05日 | サブフライトS等

年は変わりましたが、引き続きドダイYSの塗装を進めていきます。

後部のエンジンノズル類は大きいメインノズル2基についてはガンメタル、小さいノズル8基とメインノズルの中に仕込む内部ノズルについてはリニューアルしたゲームカラーのシルバーで塗装をしました。 ゲームカラーのシルバーは粒子感、ラメ感が非常に少なくてとても滑らかな金属的な発色をしてくれるので使い勝手が良いです。同じゲームカラーのメタリック色だからといって必ずしもラメ感が少ないかというと、そうでもないところが残念ではありますが、、、

MSが上に乗るグレーのトレイ状の部位は最初ジャーマンパンツアーグレーのサフ吹きっぱなしでしたが、色が濃すぎて赤とのバランスが良くないので、メカカラーのファントムグレーを上塗りしました。ボディーカラーの赤を再度マスキングしなおして塗るのはなかなか面倒でしたが、はみ出すこともなく上手く塗り直しが出来ました。

配色、特にグレーの彩度、明度のチョイスは本当に難しですねぇ。最近塗り直しが多い気がします。

 

 

 

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謹賀新年

2025年01月04日 | 日記

あけまして、おめでとうございます。

本年も当ブログをよろしくお願いいたします。

すっかり遅くなってしまいましたが、今年はあらゆる意味でのんびりとしたお正月を過ごすことが出来ており、気が付いたら皆様へのご挨拶もせずに三箇日が終わっていました。世界情勢は引き続き緊迫感がありますし、物価高騰も日に日に拍車がかかっており決して平和だとは言えるような状況ではないのですが、それでも今日まで我を忘れて気を抜いて過ごせたということは、それなりの平穏状態であり、そんなお正月を迎えることが出来ていることに感謝しなけばならないなと思う次第です。

気が付けば、このブログを始めてから20年が経過しました。

ブログ自体がオワコン化している感もあるのかもしれません、それでも何か自分にはしっくりくるのですよね、、、botがネット上を駆け巡っている現在、ブログのカウンターは意味をなしていので果たしてどの程度の方が当ブログを見てくださっているのか全く分からないのですが、それでもリアクションボタンを押してくださる方がいる限りは当ブログを続けていきたいと思っています。

ガンプラ専用ブログになってしまっておりますし、今後もそれがメインコンテンツではありますが、せっかく20年もブログを続けてきている訳ですので、今年は少しガンプラから外れた話題も扱って行きたいなとは思っています。

 

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