1/144スケールのジオン系モビルスーツを作る際に一手間かけなくては成らないのがモノアイです。
RGであればパーツ化されているので良いのですが、HG系はシールですので、これを添付してしまうと、どれだけその他の部分の仕上げの精度を上げても精密感が全くなくなってしまいます。
そこで私は今のところハイキューパーツさんのSPプレートを使用していますが、このプレートを埋め込むためにモノアイ基部パーツに穴を開けるところに毎度かなり苦労をします。
HGの基部パーツは大きくないので、パーツが破損しないように安全に穴を開けようとするとどうしても径が小さくなってしまい、すなわちモノアイの径も、そしてモノアイ自体も小径を選択してしまい、結果迫力にかけた見た目になってしまいます。
なので基部パーツの幅ギリギリに出来るだけ大きな穴を開けるべくドリルを突っ込むのですが、そうすると僅かにパーツが裂けてしまうのです。穴が貫通後、どうしても貫通穴分の切削バリなど開口部のエッジ処理がしたくなるのですのですが、変な力をかけるとますますパーツが裂けてしまいます。
そこで今回はハイキューパーツの面取り専用のビットを使ってみることにしました。
パーツに余計な負荷をかけずにきれいに面取りすることがなかなか良い工具だと思いました。
軸系が太いですが、ピンバイスに付けることを推奨されてはおらず、むしろ指先で回しながら使うようです。
確かに意外と軸系が太く作られていて動作も安定しています。