大人になれないオヤジたち

模型作例と模型工具について紹介するブログです。
現在は主としてガンプラをターゲットに改造工程を紹介しています。

プロトタイプガンダム その7

2022年09月26日 | ガンダム

さて、しばし時間を要してしまいましたが、プロトタイプガンダム塗り直しの結果です。

すっかり気持ち悪さがなくなって、マスターアーカイブ版の配色にかなり近い配色を再現できました!

いや、高額な手塗カラーチャートを手に入れた効果は絶大です。買ってよかったですし、もっと早く買えばよかったと思います。出来るだけ早くモデルカラー版も手に入れようと思います。

 

ホワイトに近い明灰色部はモデルエアのホワイトグレーを、濃灰色は帝国海軍ミディアムグレーを選択したところ、グッとプロトタイプガンダム感が出で納得のカラーリングです。赤部は非常に迷いました。マスターアーカイブ版は所謂マスオカラーやセンチネルカラーに代表される空気遠近法がかかった赤、すなわち赤にフレッシュを混色したカラーにするのか、MSV準拠のダーク味のある重い赤か、迷った挙句ここは一旦素直にマスターアーカイブ版をそっくりトレースすることにしました。メカカラーレッドにモデルカラーのオールドローズを2:1で混色してみました。

これから色選択が楽しみになりそうです。

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プロトタイプガンダム その6

2022年09月23日 | ガンダム

ファレホは色数が非常に豊富で特にミリタリー系の色は自分で調色をする必要が一切ないと思わせるほどのラインアップがあります。

一方でこの豊富な色数の中からお目当ての色を探し当てるには相当に難しいのがファレホの悩みどころなのです。

ファレホはアクリルエマルジョン塗料です。エマルジョンは味噌汁みたいなものですので、長く静置しておく塗粒が分離します。容器の底の方と上澄みで全く違う色目に見えることが少なくありません。やむを得ず容器を振って中身を混ぜることを試みますが、鉄球などを入れていないとそう簡単に分離した塗粒が均一混ざることなく結局判断が付きません。

一方で、カラーチャートは一応用意されていて、カタログとして購入することができますし、場合によってはファレホ商品を購入するとサービスでもらえる場合もあります。さらにwebでもカラーチャートが公開されていて自宅でも見ることが出来ます。

しかしこのカラーチャートが曲者で、当然大まかな色目を再現はしていますし、正解に近い色目である場合もあるのですが、ほぼ8割が色目が実物とは別物なのです。仕方がないのでwebで当たりを付けて、店頭で悩みながら容器をフリフリして、近しかろう周辺色を結局3~4本くらい購入する羽目になります。まあ何とか1本くらいはまずまず当たるという具合です。

そうやって購入する色数が爆発的に増えていきますので、そのうち期せずして守備範囲が広がって何とかどの色にも対応できる環境が整っていきます。

そんなことではファレホを始められないぞ!と思われるかもしれませんが、スタート時は「ファレホメカカラー」を選択すれば問題はありません。メカカラーは日本で開発されたという背景もあるのか、ボークス各店舗で手塗のカラーチャートが設置されていますので、正しい色目を見ることが出来ますのでそこはご安心を。メカカラーは色数はやや少ないですが特にガンプラを塗る人にとってとりあえずの色はほぼはそろっているイメージです。

しかし今回は正しいグレーの色目を選び出さねばなりません。グレーだけでも星の数ほど選択肢があるファレホからズバリの一色を選び出すのはほぼ不可能です。また近しかろう色を買うと言っても選択肢が多すぎますので選ぶ基準がありません。

そこでとうとう、禁断の選択肢をとることにしました。というか、解決策はこれしかありません。

あこがれていた手塗カラーチャートの購入についに踏み切りました!!

これとても高価なので、今まで手を出さなかったのですが、、、、1冊3400円弱です。実は私は全てのカラーが1冊に集約されていると思っていて、それでも3400円は高すぎて買えないと思っていました。それでも昨年、清水の舞台から飛び降りる勢いで購入に踏み切ろうとした際に1冊で2リシーズしか収録されてないことを知り愕然としたのを覚えています。メカカラーを除く全シリーズのカラーチャートを揃えるには3冊合計1万円以上の出費となる訳で、私は完全に購入を断念をしていたのです。

しかし今回ばかりは背に腹は代えられません。それでも1万円越えの出費をすることは出来ずに、グレーの選択のみを最優先するならば2冊あれば十分と判断しました。

 

いや、とうとう手に入れましたよ!!!入れてしまいましたよ!!!

一生ファレホで塗装して行きます。

ちなみに、一応私の最寄りの(といっても近隣県にしかなく、電車を乗り継ぎ片道1.5時間の位置)ボークスでは、色選択の際にこの手塗カラーチャートを見せてはくれることになっていますので、どうしても購入しなければならないものではありません。私はじっくりと時間をかけて家で悩みたいので購入に踏み切ったという状況です。

 

 

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プロトタイプガンダム その5

2022年09月21日 | ガンダム

今回から塗装工程に入ります。いつもの様に塗料はファレホでエアブラシ塗装で仕上げていきます。

サフ→本塗装→クリアコート→スミ入れ→つや消しオーバーコートと全塗装工程でファレホを使います。

ファレホはどうしてもラッカー系の塗料に比べると塗膜が弱いのでサフ、本塗装、クリアーコートまでは、パーツレベルで持ち手につかませたまま工程を進めていきます。
途中で組み上げたりはしませんので、塗装工程中で写真撮影をしませんので、いきなり塗装工程が終了した写真を出さざるを得ません、、、

で、次はスミ入れ工程です!と、いつものパターン通りに締めくくることが出来ませんでした。

こうやって写真に撮ると、まあ悪くない感じなのですが、、、実物は何とも言えない気持ちの悪さを醸し出すという、今までに経験をしたことがない結果になってしまったのです。

もしかするとクリアーコートでテカテカになっていることにより気持ち悪く感じるのか?とも思い気休め程度に、過去作と並べてみました。デカール貼り込んで、マットコートすれば何とかなるかなと、過去作を横に並べてみました。

しかし、やっぱりそういうことではなさそうなのです。

で、悩んだ末にマスターアーカイブガンダムの設定画を見て見たのですが、そこで愕然として気が付きました。黒、明灰色、濃灰色、赤、黄とさして悩む必要もない配色だと安易に考えていたのですが、これが大きな誤算だったのです。

全体の色の系統を合わせないとちぐはぐになってしまうとを身にしみて感じました。例えば明灰色の部分、私の塗装品は全体に青みがかってしまっています。これはサフ色吹きっぱなしで手を抜こうと思った結果ですが、黒色部が青系の黒というよりは赤系の黒なので、カラーマッチング的に気持ち悪さを生み出していたようです。

また、そもそも濃灰色は面積が限定的ですが、明度が落ちすぎていて他色よりもメリハリが効いていません。

この2色の灰色を中心にカラーマッチングを考えていきたいと思います。

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プロトタイプガンダム その4

2022年09月18日 | ガンダム

プロトタイプガンダムの工作が全て完了しましたので一旦組み立ててみました

基本はオリジンガンダムですのでプロポーションは抜群です。
最近のガンダムは妙にスタイリッシュで、HUGUリバイブ版ガンダム、ビヨンドグローバル共にアメコミ体系ですし、EGガンダムもスラッとしていていずれも自分の中でのガンダム像と結びつかないところがあります。

しかしオリジン版ガンダムはスタイリッシュな中にもガッシ感を感じることが出来る秀逸なデザインですので、私にとってはガンダムの理想形です。

さてオリジンガンダムがプロトタイプカラーを纏うとどのようなイメージになるのか楽しみです。

なお今回はトリコロールカラーで塗る訳ではないのですが、将来に備えて塗料は色々と物色しています。

ガンダムの赤を赤ではなく少しトーンをとしたピンクにるる場合があると思うのですが、その際の色のチョイスとしてモデルカラーのオールドローズが使い勝手が良さそうなので購入してみました。そのままだと少しピンク無が強すぎるので、モデルカラーレッドに少量づつ添加するとよさげな感じです。

 

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プロトタイプガンダム その3

2022年09月14日 | ガンダム

めでたくブルーが完成しましたので、仕掛りのプロトタイプガンダムの製作をリスタートさせます。

アンクルアーマーと腕部の改造は終えてましたので、腰部のライフルマウントをプラバンで作製しました。最近ではマウントが展開されてどの様にライフルをマウントするのか、細かに設定が起こされていますが、これを再現するのはなかなか大変なので、MSVの設定画が出回った当時のアバウトな感じに留めておきました。

プラ板はウエーブの目盛り付き0.3mmを使用しました。目盛り付きは本当に便利ですね。こういった細かい部品をピチッっと作れるのでありがたいです。やや柔らかいのが良し悪しで、切削加工はやり易いですが、ヤスリ掛けする際は気を付けないと直ぐにエッジが丸まってしまいます。

シールドマウントはオリジンガンダム唯一の要必須改造ポイントですのでここに手を入れました。
キットのままでは素立ち時にシールドが体から離れてしまうので、今回は腕とシールド基部パーツの両方にあらかじめネオジム磁石を組み込んで接続する方式としました。
後から気が付きましたが、磁石1ポイントで接続すると、接続点でクルクル回ってしまうのですよね、、、よく考えれば当たり前なのですが、、2ポイント接続にすべきでした。

実質シールドを握るパーツが付いていますので、ここを握らせれば位置は決まりますのでクルクル回ったりはしませんが、握らないとポージングが決まりませんので、今後の作品ではもう少し考えてみたいと思います。

 

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プロトタイプガンダム その2

2022年09月11日 | ガンダム

アンクルアーマーの加工が出来さえすれば、プロトタイプガンダムの製作は6割終わったようなものです。

2か所目の改造個所は前腕部になります。

前腕部が凹んだ形状になっていますので、ヤスリでくぼませて、パーツに穴が開いた面に0.3㎜プラバンで蓋をしていくスタイルで加工をしました。

これで8割完成です。

 

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プロトタイプガンダム その1

2022年09月10日 | ガンダム

ようやく念願のRPカッターを手に入れました!と言っても実は昨年末の話なのですが、、、、

値段も値段でしたので購入を躊躇っていたところもありましたが、なによりも当時長らく欠品状態が続いていましたのであきらめていたところがありました。
チョッパーを自作する記事がネットでもちらほら出ていましたので、真剣に自作することも考えていました。

そんな矢先にBCMタガネが売っていないかと散発的にスジボリ堂さんのHPを見ていて、在庫が復活していることに気が付きました。
しかもグレードアップして新バージョンが売り出てるではありませんか?

これはまた欠品になる前に直ぐに買わねばと、焦りました。良くない傾向ですね、、、こういうの、、、
値段に躊躇する間もなく、すぐにポチっとしてしまいました。

 

実際使ってみると、さすが使い勝手が素晴らしく、値段で躊躇する必要はなかったと今では思っています。

これでようやくプロトタイプガンダムのスリットも再現できるぞと意気込んでここまでは直ぐにやったのですが、、ここから半年放置してしまいました。
ということで、今回はしっかり仕上げていきたいと思います。

 

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ブルーディスティニー1号機 その9

2022年09月09日 | ブルーディスティニー

さて完成写真撮影にてこずってしまいましたが、ブルーディスティニー1号機完成しました!

 

まずはやはりのモデグラアングルから。細身になったプロポーション改造が分かるでしょうか?
塗装をして色目が明色で統一されると、少し膨張して見えてしまう気がもしますね。

 

あおりアングルですとさらに下半身が強調されてしまい、スリム化工作の効果が、、、、

 

少しアクションをとらせてみると、ようやくスリム化の効果が感じられるかなと、、、

 

俊敏にとジャンプする姿が似合うブルー。こうやってみるとスリム化した介がありますね。

 

それにしてもアクションポーズが良く似合うモデルです。

 

今回の最大のチャームポイントは脹脛側面の制風板です。コミック版のデザインを再現している訳ですが、緻密感も出ますしおススメの改造ポイントです

 

こだわった頭頂高の維持と他モデルとの統一。これ高くなることを許容してカッコよくなっている例作をよく見かけますが、、これは同一世界観でコレクションしている私にとってはどうしても許せないポイント。

過去作の陸戦型ガンダムと並べてみました。ちょっと肩位置が不ぞろいに見えていますが、これは下手に合わせてしまうとそのモデルの表情やイメージがガラッと変わってしまいますので、注意が必要です。肩をいからせたくなかったのでブルーでは意図的に肩位置を低めに抑えています。

 

最期に背景紙を入れて撮影してみました。どうでしょうか、、、はやりメリハリが今一つつかないですね。遊びとしては良いですが、例作紹介には向かない感じですね。

さて、今回思ったよりも改造個所が多岐にわたってしまい、時間が大変かかってしまいましたがモチベーションは高く維持して完走することが出来ました。
大変楽しかったのですが、同じ改造をしながら2,3号機を進めるとなると、、、、今年度に着手することはなさそうな気がします。

しかし局地戦ガンダムはパーツ取りとして大変重宝するキットですね。また在庫をほじゅしておかねばなりません、、、まあこれなかなか再販かからないので困るのですけれども。

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ブルーディスティニー1号機 その8

2022年09月04日 | ブルーディスティニー

基本塗装後、いつもの様にファレホウオッシュブルーに少しウォッシュレッドを混色した色で濁りの少ないスミ入れしました。

鮮やかなブルーの機体ですので、黒色や灰色のスミ入れは汚くなりがちですので要注意です。

そしてお楽しみのデカール貼付を経て今回は一気にマットバーニッシュによるつや消しクリアートート迄進めました。

これも毎度のことながらですが、ここまでテカテカだった安っぽい玩具的な作品が、マットバーニッシュでコーティングすると一気にリアリティーが増します。おもちゃから模型へ化ける瞬間です。

基本的に工作はすべて完了、完成です。

次回は完成報告です。

 

 

 

 

 

 

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ブルーディスティニー1号機 その7

2022年09月03日 | ブルーディスティニー

ブログ更新が停滞してしまっており申し訳ありません、塗装工程から再開です。

 

ブルーの青の選択は非常に迷いました。暗すぎるとティターンズっぽくなってしまいますし、鮮やかすぎるとヒロイックな感じになってしまいブルーのダークサイドなイメージとかけ離れてしまいます。キャラっぽさがなく冷たいイメージでかつ濁りの少ないブルーとなると、メカカラー、ゲームカラー、モデルエアのなかからは良い青を見つけることが出来ませんでした。

そもそも色に迷うとファレホは色数が多すぎますし、カタログ色と実際の色が全く異なる場合もあるので店頭で容器越しに見るのですが塗料が分離していてよくわからない場合が少なくありません。こうなると、禁断のモデルカラーに手を出すことになります。モデルカラーは最も色数が豊富で無い色がないと言っても過言ではありません。選び出すのも大変ですが。

今回の決め手はモデルカラーのウルトラマリンです。写真ではキャラっぽいブルーに映ってしまっていますが、実際は印象が全く違ってやや黄みの無いクールなブルーで絶妙な発色をしてくれてます。なお、濃紺部は暗くなり過ぎない様にメカカラーのティタンブルーを使っています。

 

デカール貼付はこれからですが、完成を待ちきれずにおふざけ写真を撮ってみました。

 

 

モデグラっぽくなっていますかね、、、

 

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