奈良裕己『いとしの印刷ボーイズ』
漫画、でも参考になることがたくさんある本。
フリーになる前、月刊誌を作っていたときは、たびたび出張校正で印刷会社へ行った。
従業員の休憩室として使っている部屋で、校正紙が出るのを待っていると、たまたまそこに居合わせた人が、気を遣ってお茶を入れ替えてくれた。
先方の仕事を急かすのに、こちらの作業は待ってもらう。
仕事だからしかたがないとはいえ、迷惑だったはず。
それだけに、お客様として丁重にもてなされるのを申し訳なく感じていた。
でもさらに申し訳なかったのは、その段階になってなお、修正をたくさん入れてしまうこと。
「ええ、こんなに。勘弁してくださいよ」営業の人の顔が忘れられない。
そんな昔のことを思い出す、印刷会社を舞台にした漫画。
たぶん、いまとてもお世話になっているのは、現場のDTPオペレーターの方々。
直接のやりとりは基本的にはない。
ぼくが送ったデータをチェックして、問題があれば直して出力してくれている。
後でそのことに気づくこともあるし、まったく気づいていないミスも、きっとたくさんある。
ありがとうございます。
そんな感謝の気持ちが溢れ出す、印刷会社を舞台にした漫画。
デザインは川名潤氏。(2018)
毎ページに用語説明がある
漫画、でも参考になることがたくさんある本。
フリーになる前、月刊誌を作っていたときは、たびたび出張校正で印刷会社へ行った。
従業員の休憩室として使っている部屋で、校正紙が出るのを待っていると、たまたまそこに居合わせた人が、気を遣ってお茶を入れ替えてくれた。
先方の仕事を急かすのに、こちらの作業は待ってもらう。
仕事だからしかたがないとはいえ、迷惑だったはず。
それだけに、お客様として丁重にもてなされるのを申し訳なく感じていた。
でもさらに申し訳なかったのは、その段階になってなお、修正をたくさん入れてしまうこと。
「ええ、こんなに。勘弁してくださいよ」営業の人の顔が忘れられない。
そんな昔のことを思い出す、印刷会社を舞台にした漫画。
たぶん、いまとてもお世話になっているのは、現場のDTPオペレーターの方々。
直接のやりとりは基本的にはない。
ぼくが送ったデータをチェックして、問題があれば直して出力してくれている。
後でそのことに気づくこともあるし、まったく気づいていないミスも、きっとたくさんある。
ありがとうございます。
そんな感謝の気持ちが溢れ出す、印刷会社を舞台にした漫画。
デザインは川名潤氏。(2018)
毎ページに用語説明がある