つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

津幡町の皮算用~大河と美女。

2011年02月05日 11時03分06秒 | 日記
「今日の一枚」は津幡町役場の正面玄関にて撮影した、
「大河ドラマ『義仲と巴』誘致活動」のシンボルデザイン。

『義仲と巴』…つまり「木曽(源)義仲」と「巴御前」。
津幡町と富山県・小矢部市の県境、
倶利伽羅峠での「火牛の計」で知られる歴史上の人物だ。
津幡町は、一昨年からゆかりのある富山県や長野県と共に、
NHKへ2人を主人公にした大河ドラマの制作・放映を働きかけている。

庁舎内へ入ると、その一環で登場した「誘致ゆるキャラ」の姿も。

果たして、結果はどうなるか分からないが、
もし成功すれば、認知度のアップと経済的な波及効果も望めるだろう。
その為に、多少、税金を使うのは構わないと思う。
ただ、過度な期待は禁物だ。
ダメ元くらいの寛容な姿勢でいるのが節度だと考えている。
ともかく誘致活動へエールを送り、静かに見守りたい。

…さて、大河ドラマと言えば、
個人的には「黄金の日日」が心に残る。
安土桃山時代にフィリピンのルソン島へ渡り、
貿易によって巨万の富を築いた商人「呂宋助左衛門」が主人公。
放送は、確か僕の中学時代だった。
特に印象的なのは、オープニングシーン。
南洋に沈む大きな大きな夕陽は、日本ではお目にかかれない。
また、フィリピンロケとフィリピン人俳優の出演も新鮮。
今よりも海外がずっと遠くに感じられた当時、憧憬を抱いた。

しかし、僕はこの作品を最後まで見届けていない。
その理由は、故「夏目雅子さん」。
「黄金の日日」に出演していた彼女のファンになり、
同じ年の秋、彼女が「三蔵法師」を演じる民放ドラマ
「西遊記」に鞍替えしたのである。

あの美しさは只事じゃなかった。

惜しい方を亡くした。
彼女が演じる女武将「巴御前」も観てみたかった…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする