つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

水温み、苗育む津幡町。

2011年04月08日 09時25分59秒 | 自然
今週に入り、田園地帯を歩くと変化に気が付く。
それは「匂い」であり「音」であり「色」だ。

「今日の一枚」…農道脇の用水には水が流れている様子は、
まさに童謡「春の小川」の世界である。

♪春の小川は、さらさらいくよ
 岸のすみれや、れんげの花に
 すがたやさしく、色うつくしく
 咲けよ咲けよと、ささやきながら

水は、気持のいい音を奏でながら田に流れ、
湿った土から独特の匂いが立ち昇る。
春の芳香だ。

また、鳥の声も耳を打つ。
あとしばらくすれば♪ホーホケキョ♪とウグイスの歌が聞こえるはず。
先日、津幡町にツバメが飛来したとの新聞記事を読んだ。
残念ながら肉眼ではまだ確認できていないが、
やがてアクロバティックな低空飛行を目撃できるだろう。

写真右側、道沿いに見えるオレンジのシートには耕運機が隠れている。
田起こしが終われば、いよいよ田植えだ。
準備は進んでいる。

近隣のビニールハウスの苗床には、稲の子供がびっしり。
早く、田園に広がる若草の草原が見たい。
コメント
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