「今日の一枚」は、津幡町役場裏の駐車場で撮影した放置自転車の列だ。
それぞれの車体には、町からのお知らせが付けてあった。
タイトルは『自転車・バイク置場ご利用のみなさんへ』
『津幡町では、現在、限られたスペースを
みなさんに有効にご利用していただくため
自転車・バイク置場の利用状況を調査中です。
この調査票がついたままの自転車・バイクは、
他のみなさんの利用を妨げるとみなし、
津幡町放置自転車等の防止に関する条例の規定に基づき、
この場所から撤去し、放置物として津幡町で保管のうえ
処分することとなります。(後略)』
累々とおよそ100メートルは続く列から見て、
その数は300台近くにはなるのではないだろうか?
それぞれの出所は判然としない。
おそらく近隣の駅、公共施設などに置き去りにされていたのだろう。
どんな理由があるのかは分からないが、もったいない話だ。
ここ数年、僕自身がサドルに跨る機会は滅多にない。
しかし、かつて自転車が移動手段のメインだった頃は、
大切に乗っていたと思う。
自転車は、それを手に入れる以前と比べ、
世界を広げ、出会いを増やし、新たな経験を与えてくれた。
自分専用の車体を買ってもらった時の喜び。
補助輪なしで走った時の爽快感。
未知の領域へ向けてペダルを漕いだ高揚感。
今も鮮やかに思い出す事ができる。
つまり、自転車は、大切なパートナーだったのである。
それぞれの車体には、町からのお知らせが付けてあった。
タイトルは『自転車・バイク置場ご利用のみなさんへ』
『津幡町では、現在、限られたスペースを
みなさんに有効にご利用していただくため
自転車・バイク置場の利用状況を調査中です。
この調査票がついたままの自転車・バイクは、
他のみなさんの利用を妨げるとみなし、
津幡町放置自転車等の防止に関する条例の規定に基づき、
この場所から撤去し、放置物として津幡町で保管のうえ
処分することとなります。(後略)』
累々とおよそ100メートルは続く列から見て、
その数は300台近くにはなるのではないだろうか?
それぞれの出所は判然としない。
おそらく近隣の駅、公共施設などに置き去りにされていたのだろう。
どんな理由があるのかは分からないが、もったいない話だ。
ここ数年、僕自身がサドルに跨る機会は滅多にない。
しかし、かつて自転車が移動手段のメインだった頃は、
大切に乗っていたと思う。
自転車は、それを手に入れる以前と比べ、
世界を広げ、出会いを増やし、新たな経験を与えてくれた。
自分専用の車体を買ってもらった時の喜び。
補助輪なしで走った時の爽快感。
未知の領域へ向けてペダルを漕いだ高揚感。
今も鮮やかに思い出す事ができる。
つまり、自転車は、大切なパートナーだったのである。