「今日の一枚」は、石川県珠洲市の「見附島」。
このブログ…津幡町にこだわる趣旨からいえば番外編。
しかし、今日、仕事で能登へ出かけ、
久しぶりに目にした景色に思い出が甦り、この画像としてみた。
かの「弘法大師」が布教のために佐渡から能登へと渡る際、
最初に目についた事から「見附島」の名がついたとか。
景勝・奇岩が多い奥能登のシンボルであり、
先端部分が突き出たシルエットから「軍艦島」とも呼ばれている無人島だ。
土壌は「珪藻土」。
太古の「藻」の一種「珪藻」の化石が堆積した土である。
極めて微小な無数の孔があり、調湿効果に優れた特性から、
家屋の壁土や珠洲特産の七輪の原材料にもなっている。
それにしても、何故、風や波はこんな姿を形作ったのだろう?
自然の気まぐれは、時に不可思議な美を生む。
…さて、思い出である。
去年、7月24日にも投稿したとおり、僕は十八の夏に、
能登半島徒歩一周旅行をした。
津幡町から能登半島の西側…外浦を北上し、
羽咋市⇒志賀町⇒門前町⇒輪島市⇒珠洲市へ歩みを進めること800㎞あまり。
半島の東側…内浦で目にした自然のモニュメントは、
旅の折り返しを告げるランドマーク。
まさに僕にとっても、中間地点を「見附けた島」だったのである。
それから、およそ四半世紀。
変わらない風景が残っていた。
喜ばしい。
脳裏には、近くの万屋前の赤い木製のベンチに腰かけて、
瓶入りコーラを飲みながら、地図帳を広げていた自分の姿が甦った。
このブログ…津幡町にこだわる趣旨からいえば番外編。
しかし、今日、仕事で能登へ出かけ、
久しぶりに目にした景色に思い出が甦り、この画像としてみた。
かの「弘法大師」が布教のために佐渡から能登へと渡る際、
最初に目についた事から「見附島」の名がついたとか。
景勝・奇岩が多い奥能登のシンボルであり、
先端部分が突き出たシルエットから「軍艦島」とも呼ばれている無人島だ。
土壌は「珪藻土」。
太古の「藻」の一種「珪藻」の化石が堆積した土である。
極めて微小な無数の孔があり、調湿効果に優れた特性から、
家屋の壁土や珠洲特産の七輪の原材料にもなっている。
それにしても、何故、風や波はこんな姿を形作ったのだろう?
自然の気まぐれは、時に不可思議な美を生む。
…さて、思い出である。
去年、7月24日にも投稿したとおり、僕は十八の夏に、
能登半島徒歩一周旅行をした。
津幡町から能登半島の西側…外浦を北上し、
羽咋市⇒志賀町⇒門前町⇒輪島市⇒珠洲市へ歩みを進めること800㎞あまり。
半島の東側…内浦で目にした自然のモニュメントは、
旅の折り返しを告げるランドマーク。
まさに僕にとっても、中間地点を「見附けた島」だったのである。
それから、およそ四半世紀。
変わらない風景が残っていた。
喜ばしい。
脳裏には、近くの万屋前の赤い木製のベンチに腰かけて、
瓶入りコーラを飲みながら、地図帳を広げていた自分の姿が甦った。