イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

今年もまた

2012年07月09日 23時56分11秒 | 感動

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八重咲のオリエンタルリリィー、その名はローズ・リリィー。

      今朝、花弁が開いていました

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今年はこのように↑ 蕾が20数個もついていて
     ビックリですが みんな元気に
   咲いてくれるといいなぁ~と
思います。
    後方に見えるのは、カサブランカ、
  カサブランカの横は花後の牡丹の鉢です。
ローズ・リリィーの横はこれから時期を迎える
       黄色いラズベリーです


それぞれの輝き

2012年07月09日 23時54分40秒 | デザイン画・書画

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   今夜、映像で 『金子みすず物語』を見ました。
   みすずさんの豊かな感性、観察力に優れた、

     いきいきとした描写の 美しく温かな詩が

      とても好きです。詩集も持っています。
 どの詩も好きですが 特に 『大漁』にハッとさせられ
 『不思議』には、相通ずる自分の想いと照らし合わせ
      彼女の詩は 言葉を、時を超えて
      人の心の奥にある 温かなものを
蘇らせてくれる不思議な力があると感じさせられます。
人が人を介して魂が揺さぶられ感動で満たされる時

     そこには紛れもない その人の神聖が
      躍動しているように思わされます。

 10年程前、田中美里さん演じる映画も観ましたが、

私の心の中には上戸彩さんが演じられたこの物語が
          深く心に浸透しました。
 

 自分の好きなこと、生きがいとしている者、物を
      もしも、誰かに取り上げられたら
   果たして私は 生きてゆけるのだろうか・・・?
そんな事を自問しながら 彼女のはかない人生を
   思ったとき、泣けて仕方ありませんでした。

 控えめで、自分のことよりも相手の気持ちを慮り
  輝く才能に恵まれながらも、26歳という若さで
     この世と決別する道を選んだ彼女。
病気のこと、子供のこと、大好きな詩のこと・・・・・
      どれだけ無念だったことか・・・・・

映像を通し久しぶりに みすずさんの詩に触れて
有難くも私は自分の原点に自然に立ち返りました。
      そうだった・・・・私がしたいのは
 ふっと目のとまった日常の 何気ない出来事や
  弱い立場の人たちの 心にあかりを灯すこと
     「大丈夫ですか?」と 声をかけること。
      そして 「気持ちに寄り添うこと」

「一人じゃありませんよ」と伝え微笑みかけること。
  道端にひたむきに咲く草花に心と足をとめ、
  声なき声に耳をすまし、心通わせる生き方を
   したいのだった・・・・・一期一会を大事にし   
  「あなたはそのままでとっても素敵です」って
        沢山 沢山 言い続けたい。
      そんな風に声を発してゆきたい。
      みすずさん 有難うございます。
あなたの詩集を読みながら眠りにつきたいと思います。