イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

海の日と浜降祭と明けの明星

2012年07月16日 23時14分36秒 | デザイン画・書画

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      7月15日の買い物帰りの 夜8時半頃
      氏神様に立ち寄りたいと思い ご挨拶。

    鳥居前には翌日の浜降祭を示唆するように
    小さな提灯が
左右にぎっしり きれいに並び、
          神社周辺には結界が張られ、
      提灯は風にゆらゆら揺れて美しかった。
       手水舎で手と口を清め、本殿前に。
地元の方々の憩いの場でもあり、大きな行事の時には
     社務所にもなる公民館には明りがともり
    10人ほどの氏子衆が数時間後のその時を
            静かに待っていた。
  幸いにも、その方々と私たち以外は境内におらず、
  厳かな気持ちのまま本殿へと向いご挨拶ができた。
   いつもは閉ざされている本殿の扉は開いており、
       灯りがともされ、本殿前右横には、
        お神輿が一基おかれていた。
 こんなにまじかで 氏神様のお神輿を拝見したのは
初めてなのでドキドキした。明りがともっていたのか?
    柔らかなオレンジ色に輝いていたお神輿は
        幻想的で とても美しかった。

    いつものように神社にいる間 風はサーッと

  何度となく吹き続け、心身ともに浄化してくれた。

日付が変り7月16日の明け方 何となく外が気になって

 ベランダに出てみると、威勢のいい「どっこい、どっこい」
     「どっこい、そぉりやぁ~」の掛け声に乗って、
      いつもは感じる事のない 海の塩の匂い、
      磯の香りが あたり一面に広がっていた。
     時間は早朝3:30過ぎ。
お神輿の担ぎ手達が
       まだ海に入っているからなのだろうか?

海からそんなに近い場所でもないのにそれから30分程
ベランダにいる間、担ぎ手達の踊る様なかけ声に乗って、

     海の香りが心地よく漂い続けた
。心の中で
「海がこれ以上汚されることなく清らかでありますように、
 空が 自然がずっと美しくありますように」とそっと祈り、
感謝を捧げた。去年の震災、最近の天変地異色などが
  心の中にあるのだろう。私にとっていつもとは違う
           神妙な海の日となった。

     4時近くになると、空は白々と明け始め、
オレンジ色もうっすらと差し込み それは清らかだった。
       東側の空には 新月にほど近い 

はかなくも美しい三日月がくっきりと浮びそのすぐ横には

明るく輝く明けの明星、そして明けの明星のすぐ上にも
        明るい星がキラキラ 輝いていて
       思わず「わぁ、きれい」と声が出た。
       と☆の3つを線で結んでみると、
        綺麗な直角三角形があらわれた

             海の日の今日

   海の香り、浜降祭の担ぎ手達の元気な掛け声、

     そして美しい明けの明星を観る事が出来
    健やかな とてもいい1日を感じられた。感謝


☆追記☆

この記事をUPした直後、いつもブログにお立ち寄り下さり
以前も書やポストカードなどのご注文をして下さったある方から
メールが届きました。彼女とは実際にお会いした事はないのですが
本当に色んなことをよくご存じの方で時々、ご存じなことを
メールなどでお知らせ下さるのですが、
今回も、
私のこの記事をご覧になられた直後、ある
天体サイトについて
お知らせ下さいました。私は天文学などの深い知識はないのですが
夜空に静かに瞬く星や月を眺めることが好きで、
よく空を見上げています。16日も、7月の夜空である素敵な光景が
繰り広げられているということはつゆ知らず、朝3:30過ぎに
空を見上げていました。見上げた空には月と金星と
金星のすぐ上にまた違う色の星が美しく輝いて見え
とても印象に残っていたのですが、早朝私が眺めていた空には
月と金星以外にも、アルデバランも一緒に輝いていたという

とても素敵な事実を、Eさんからお知らせ頂いた
天体サイトを見て知り、とても感激しました。というのは・・・・・・

【星を見る・宇宙を知る・天体を楽しむ Astoro Arts】
というサイトの中に

【2012年7月16日 細い月と金星、アルデバランが接近】と書かれ、
そのすぐ下にある7月
1日~7月20日までの東京の空の動画には
2012年明け方の東の空に注目!月と金星、木星、アルデバランの共演
とあり、動画が始まる前に

「日が昇る1時間ほど前(東京は3時半頃) 
金星と木星が並んで輝いています。さらに木星の上には、
プレアデス星団(スバル)金星の傍には赤っぽい1等星アルデバランもあり
豪華な光景が楽しめます。
14~16日には細い月も近づき一層華やかな夜明け空となります」
という言葉が出てきました。動画を見ると、確かに
16日の夜明け前に見たのと同じ光景が映し出され感動しました。
ギリギリ16日に間に合ったということも、とても嬉しかったです。
星座でいう所の私の星座はおうし座なのですが、
アルデバランは赤い1等星のおうし座と知り益々嬉しくなりました。

↓ 下記は、今回Eさんから教えて頂いた天文サイトです

「この場をお借りして、Eさん、どうも有難うございました。
このサイトを見て、星の動きを確かめられてとても感動しました