
一番プレッシャーかかってた絵が終了しまして、あーもー。ひと安心です。良かった良かった。ゆうパックで画廊に発送しちゃお。ついでに、丹波黒豆の枝豆も荷物に入れておこ(「黒豆の枝豆」知ってる?おいしーよ)。
はあ~あ。満足感より虚脱感。ずーん…ときます。こういう時に“大ウツ”が来ます。でもちょっと満足してるかなー。結果より、「がんばった!」ことに意義があるからいいのだ。
勢いで本屋さんへ行き、「Days vol.4」「女子公式ブック」「パーフェクトガイド」とまとめ買い。おまけにダンスマガジンまで購入してしまった(!)
ルグリとアレッサンドラ・フェリの最終公演の記事が泣ける…アレッサンドラ・フェリという人は、イタリア生まれのバレリーナで、永年、英国やアメリカのバレエ団で踊っていた大スターなんですが、「ロミオ&ジュリエット」がハマリ役で、つとに有名なのです。
バレエだからプロコフィエフ作曲版なんですが、バルコニーでロミオと愛を誓うシーンの踊りがね~、もう~ホンマに涙モノの素晴しさなんです。くるおしいの。
ぜひ、機会あらばDVDを見てみてね♪
話がズレましたが、三冊も買ってしまったフィギュア本は、それぞれ特徴があって、なかなか面白かった!特に「Days」と「女子公式ブック」は、女子メインながらインタビューも深く、密度がありました。また、おいおい感想を書きたいんですが、「女子ももっと応援しよ!」という気になりますよ。
でも今日、最後に買った「パーフェクトガイド」実業之日本社刊は、日米対抗の写真がもう掲載されてる!早い!紫のロミオ君、もう来た(笑)。
写真はいいですねー。ビジュアル本かいな。男前&美女写真いっぱい。でも「データブック」って趣きで、前述の2冊に比べたら「読み物」としてはイマイチ。日米対抗の速報性で他社に勝った!ということかいな。
織田君へのエール記事が、今川知子さんの執筆で2頁あります。なかなか希望の持てる良い内容だったので、のぶりんファンにはGOOD!
中途で「各誌・各紙のフィギュア記者による今季大予想」というページがあって、まるで「プロ野球優勝予想」と同じノリ。この本の執筆陣自体が、ニフティ系あり毎日系あり、で「寄せ集め」という感じなんですが、余り日本選手びいきに偏らず、シビア~に選手評価してます。
私がちょっと驚いたのは、日米対抗直後と思われるインタビューコーナーで、大ちゃんが「SPはハードなプログラムなので、4回転は入れません」と語っているところ。
えーっ!?今季はSPから入れるんちゃうのん…(てんてんてん)。
確かにハードなステップではあるけど、優勝する気ならSPも4回転を入れていかないと~。私、鬼かも(笑)。
というか、昨季とその前のトリノシーズンは、「SPは、まずは要素をこなしてから」「シーズン進むにつれ調子を上げ」「徐々に4回転を入れていく」という建前で進んでおりましたが、結局はまあ入れなかった。入れなくて良かった?という面もある。
でもこんな風に、シーズンのっけから「入れません」と言うのは初めて。
…それともこれは私の読み違いなのか。インタビューの言葉が簡略化されてて「(まだ今は)入れません。」という意味なのか。
気になるな~気になるよ~。ま、モロゾフは、大勢を読みながら作戦を変えていく人なので、そんなに気にすることないかな…。
それとも、あのステップはやはり、恐ろしく消耗するのだろうか。私、あれはレベル評価というよりも、PCSにかなり反映させる為のステップだと思う。「高橋はこんなにスゴい選手です!」というアピールというか。
ジュベやランビやその他強豪に打ち勝ちたい!と思うなら、何か強烈なオリジナル技が必要ですよね。「うわっ!あれは真似できん!」みたいな。はっきり言って、大ちゃんはまだトップグループの中では新米やもんー。実績で負けているのだから、情勢をひっくり返す為には、ここらで「常識を打ち破るようなインパクト」が必要。
あの「スワン」は問答無用で楽しい。新採点になってから「ステップがみんな、つまんなくなったあ~」と思っていたけど、久々に旧採点時代の「ワクワク感」が戻ってきた感じで、実にエキサイティング!「フィギュアってやっぱり良いなあ♪」って思たでしょ(笑)。
けれどモロゾフは「芸術的殴り込み」だけじゃなくて、しっかり戦略的なものも考えて作ってると思うのよね…。あとは、大ちゃんがやるかやらないか、だけなのよね。
私の予測では、シーズン前半でプログラムにとことん慣れて、後半~中盤のNHK杯、あるいはGPFあたりで4-3を入れてくると思うんですが。GPFは、失うものは何もない?試合だし。「予測」と言うより「願望」だよね、これは(笑)。
確かに、SPとFSで計3本の4回転を成功させる、というのは大変。
ヤグ・プル時代も、いったいどれだけの男達がこの「SPで4回転」「FSで4回転2本」のぶあつ~い壁の前に散っていったことか。でも今は、ジャンプ以外の要素がことごとく難しくなってるから、4回転はよりハードなものになってるし、比較にならないかも。
いきなり課題すべてクリア、というのは無理な話なので、徐々に壁を乗り越えるしかないか。そうだよね。そうしよ。つうかもう、「モロゾフにおまかせ」状態だったりする、わたし(笑)。
思えば「クールマイヨール合宿で、連続40回の4回転を練習していたTAKAHASHI」というイタリアの記事がありましたが、あれも全ては「4回転2本」の為の修練だったということですね。「40回跳びゃー、2回くらい、たいしたこたーない」とう境地に至るのでしょうか(笑)。
プログラムの中で跳ぶ、というのは本当に大変なんだろな。
信じるしかないわー。「なんとかなる!」(なんとかする!)
