NHK杯のチケット一般発売がありました。
地元ぴあ店頭は、前から「マクロス」「スピッツ」「スピッツ」「マクロス」「スピッツ」で、「NHK杯(私)」の順。
9時半過ぎ、私の後ろに3人「スピッツ」とおぼしき女性が並ぶ。
しかし、「スピッツ」は前から3人目で完売!
私の前のスピッツ女性は、カバンから雑誌「クウネル」がのぞいてるような自然派系というか、可愛い優しげなお嬢さんだった。とても気が合った。
トイレ休憩を譲り合ったり、お座布団を貸したり、音楽の話をしたり、つらく長い待ち時間は、お陰で楽しいものに。なのになのに。現実はつらい。
彼女は、スピッツ完売で一瞬、泣きそうになっていた。
それでも「頑張ってね~」と笑顔を作り、私の背中を押して手を振ってくれたのだった。
名前とアドレスでも聞いておけば、その後何がしかで、「スピッツ系」のお助けが出来たのかもしれないのに…私ったら自分の事でテンパッてしまって、何も出来なかったのである。
なんてヤな奴だろうか。かなり凹む。
やっぱりいくら店頭でも、6番目ではねえ…。3番までに入らないと。でも先頭の男性は、聞くところによると夜中の0時からなのだ。うーん。
私は一般発売の前日、風邪で熱っぽかった。
でも仕事の締め切りなので、意地でも治さなくてはいけない。
仕事仕上げ→PCで伝票用意→梱包・発送準備→一段落→お風呂(半身浴)で体をあたためる→漢方薬を飲みマスクをして早く寝る→翌朝、元気ならば「ぴあ」に並ぶ
と、こういう計画をたてた。
しかし、全ての段取りが終わると夜中の2時半である。きゃー。このまま朝まで起きてて、始発で行こうかな~とウトウト考えているうちに寝てしまう。
目が覚めたら、もう6時過ぎだ!あたたたた。でも熱は下がったみたい。元気なので行ってしまいましょう。電車に乗る。
友達はPCやら電話やらロッピィやら色々。「ぴあ」店頭に並ぶ地理的条件を持つのは私だけである。地元スーパー内のさびれ系ぴあとは言え、「ぴあ」は「ぴあ」。
昨年は成功した。SS連番が取れた。
ならば今年もなんとかなるのでは…と思っていたけど、今年は厳しかったのですね。なんなんでしょうね、あれ。
29日は「Cまでただの1枚も」無く、30日は「かろうじてB数枚」が並びで取れた。
も~。
私にはこれが精一杯でございます~。
お友達は皆アウト(でもその後、意外なPGで29日は無事に人数分取れたのだった。まあBですけど文句は言いません)。
「体調万全じゃないのに、店頭に朝早くからずっと並んでたら、大変だったでしょう」と、あるお友達がねぎらってくれた。いや、体調は割と元気だったんだけど(笑)、メールと電話錯綜で大変は大変。
でも、懸念してた友達の分も買えたし、わたくしに出来る事だけはやったわ。一応、みんな自分の希望日程は行けることになったしね。
ねぎらってくれたフィギュア友達の言葉がありがたい。感謝してます。
並びでコンペ見るの初めての人もいるし。あまり良い席でなくて悪かったけど、私の事情を察知してくれた人は、ちゃんと解ってくれている。
ああいう「争奪戦」って、なんかバーゲン会場みたいじゃないですか(笑)。
「それ、そのスカーフ、私のよ!」
「キーッ!何いってんの!私が先に掴んだのよ!」
…きゃあきゃあ。嫌ですね。本性出るね(笑)。
ケンキョな人間は、はじき飛ばされるわけね。
私は、もしも自分が元気ならば…そして店頭で1枚でも多く買うチャンスがあるのなら、また別のグループ(とでもいうのか)の方の分も多少は買ってあげようか、と思った。ふと夜に。そう、昨年の成功例がアタマに残ってるから。
で、メールでお伺いをたててみた。そしたらば。
「わたしたち10枚、いや16枚(!)お願いしま~す^^」
って、メール来るじゃない。
まだ熱っぽく、くしゃみ連発で仕事の荷造りをする私には、キツイ冗談である。
「いやそんな…もし取れたら、1枚でも2枚でもありがたいです。お気遣いありがとう」って普通言うじゃない。ケンキョな大人なら(笑)。
私がもしSSを16枚余分にとれたら、「16まんえん」を立て替えさせる気であろうか…アホな。
「そんなに取れません。せいぜい2枚です」と言ったら、夜中の3時に
「A以上でお願いします~」とメール来る。笑かしてくれるわ。
使えるものは猫でも使おう。人の親切はちゃっかり利用しちゃおう。
そういう人は「お子ちゃま」だ。だから仕方ない。
ホトケ心を出した私がアホだったのである。
「自分たちのチケットまで心配してくれて有難う」と、まず「いの一番」に言えないのかしらね。いや~面白い。人間いろいろ。お勉強させていただきました~(笑)。
同時に、あのスピッツの女の子といい、優しい言葉をかけてくれた友人といい、人の優しさが身にしみる初秋の日々★
地元ぴあ店頭は、前から「マクロス」「スピッツ」「スピッツ」「マクロス」「スピッツ」で、「NHK杯(私)」の順。
9時半過ぎ、私の後ろに3人「スピッツ」とおぼしき女性が並ぶ。
しかし、「スピッツ」は前から3人目で完売!
私の前のスピッツ女性は、カバンから雑誌「クウネル」がのぞいてるような自然派系というか、可愛い優しげなお嬢さんだった。とても気が合った。
トイレ休憩を譲り合ったり、お座布団を貸したり、音楽の話をしたり、つらく長い待ち時間は、お陰で楽しいものに。なのになのに。現実はつらい。
彼女は、スピッツ完売で一瞬、泣きそうになっていた。
それでも「頑張ってね~」と笑顔を作り、私の背中を押して手を振ってくれたのだった。
名前とアドレスでも聞いておけば、その後何がしかで、「スピッツ系」のお助けが出来たのかもしれないのに…私ったら自分の事でテンパッてしまって、何も出来なかったのである。
なんてヤな奴だろうか。かなり凹む。
やっぱりいくら店頭でも、6番目ではねえ…。3番までに入らないと。でも先頭の男性は、聞くところによると夜中の0時からなのだ。うーん。
私は一般発売の前日、風邪で熱っぽかった。
でも仕事の締め切りなので、意地でも治さなくてはいけない。
仕事仕上げ→PCで伝票用意→梱包・発送準備→一段落→お風呂(半身浴)で体をあたためる→漢方薬を飲みマスクをして早く寝る→翌朝、元気ならば「ぴあ」に並ぶ
と、こういう計画をたてた。
しかし、全ての段取りが終わると夜中の2時半である。きゃー。このまま朝まで起きてて、始発で行こうかな~とウトウト考えているうちに寝てしまう。
目が覚めたら、もう6時過ぎだ!あたたたた。でも熱は下がったみたい。元気なので行ってしまいましょう。電車に乗る。
友達はPCやら電話やらロッピィやら色々。「ぴあ」店頭に並ぶ地理的条件を持つのは私だけである。地元スーパー内のさびれ系ぴあとは言え、「ぴあ」は「ぴあ」。
昨年は成功した。SS連番が取れた。
ならば今年もなんとかなるのでは…と思っていたけど、今年は厳しかったのですね。なんなんでしょうね、あれ。
29日は「Cまでただの1枚も」無く、30日は「かろうじてB数枚」が並びで取れた。
も~。
私にはこれが精一杯でございます~。
お友達は皆アウト(でもその後、意外なPGで29日は無事に人数分取れたのだった。まあBですけど文句は言いません)。
「体調万全じゃないのに、店頭に朝早くからずっと並んでたら、大変だったでしょう」と、あるお友達がねぎらってくれた。いや、体調は割と元気だったんだけど(笑)、メールと電話錯綜で大変は大変。
でも、懸念してた友達の分も買えたし、わたくしに出来る事だけはやったわ。一応、みんな自分の希望日程は行けることになったしね。
ねぎらってくれたフィギュア友達の言葉がありがたい。感謝してます。
並びでコンペ見るの初めての人もいるし。あまり良い席でなくて悪かったけど、私の事情を察知してくれた人は、ちゃんと解ってくれている。
ああいう「争奪戦」って、なんかバーゲン会場みたいじゃないですか(笑)。
「それ、そのスカーフ、私のよ!」
「キーッ!何いってんの!私が先に掴んだのよ!」
…きゃあきゃあ。嫌ですね。本性出るね(笑)。
ケンキョな人間は、はじき飛ばされるわけね。
私は、もしも自分が元気ならば…そして店頭で1枚でも多く買うチャンスがあるのなら、また別のグループ(とでもいうのか)の方の分も多少は買ってあげようか、と思った。ふと夜に。そう、昨年の成功例がアタマに残ってるから。
で、メールでお伺いをたててみた。そしたらば。
「わたしたち10枚、いや16枚(!)お願いしま~す^^」
って、メール来るじゃない。
まだ熱っぽく、くしゃみ連発で仕事の荷造りをする私には、キツイ冗談である。
「いやそんな…もし取れたら、1枚でも2枚でもありがたいです。お気遣いありがとう」って普通言うじゃない。ケンキョな大人なら(笑)。
私がもしSSを16枚余分にとれたら、「16まんえん」を立て替えさせる気であろうか…アホな。
「そんなに取れません。せいぜい2枚です」と言ったら、夜中の3時に
「A以上でお願いします~」とメール来る。笑かしてくれるわ。
使えるものは猫でも使おう。人の親切はちゃっかり利用しちゃおう。
そういう人は「お子ちゃま」だ。だから仕方ない。
ホトケ心を出した私がアホだったのである。
「自分たちのチケットまで心配してくれて有難う」と、まず「いの一番」に言えないのかしらね。いや~面白い。人間いろいろ。お勉強させていただきました~(笑)。
同時に、あのスピッツの女の子といい、優しい言葉をかけてくれた友人といい、人の優しさが身にしみる初秋の日々★