上砂理佳のうぐいす日記

巨匠漫画家、楳図かずおさん逝去。あべのハルカスで私も見た「楳図展」は金沢21世紀美術館で9月に開催されていました★

「かっさらう」ランビエール★

2010-04-11 | 09-10コンペとショー
DI第二部は、小塚君の「クローサー」でスタート。
今日は脱いで→裏返して→リバーシブルは速めだったような…これ、何度見ても「脱いでる意味が無い」「リバーシブルの意味が無い」と、また友人とケタケタ笑います。ごめんねー(笑)。裏地を派手な黄色にするのはどうですか。この公演では3Aは入れてませんでしたが、五輪で4Tを降りたことで、大きな自信がついたのでは。
あっこちゃんはゴールドの衣裳で踊る踊る、大きな拍手を浴びていました。ゆかりちゃんと結局入れ替わりに世界の大舞台に立った形でしたが、どちらも大好きなだけに、女子の代表選考はつらかった~。現役続行ということで、来季はちょっと傾向を変えた「しっとりプロ」を期待。
悠子ちゃんペアは、元気に「お花ドナウ」でまたまた喝采を浴びていました。ああ…五輪4位の涙が今も胸痛む。でも、あの後のNHK番組でモスカビナコーチが「悠子はスケートでは、私の娘だから」と言ってたのには泣きましたねえ。
作戦だったのか、はたまた娘にはケガをさせたくなかったのか…4サルコゥ回避指示は、実はコーチも少し後悔してるんじゃないかなー。

織田君は衣裳はチャップリン、プロは「スマイル」。ワールドのショックは余り感じられなかったし、彼はいつも「マイペース」を貫く人なんじゃないだろか。モロゾフと契約終了でどうするのか。再びバーケル氏に戻るのか。全く新しいコーチにするのか。
こう言ってはナンですが、2年前の大ちゃんとモロゾフの決別事件が、結局めぐりめぐってここに帰結して、それぞれの運命がこうなった。因果はめぐる~という言葉を想起せずにおれません。「応報」なのかどうかまでは解らない。
これから更に上がっていくためには、織田君は「自分で考えて自分で動く」事が重要に思えました。
美姫ちゃんの「レクイエム」の時は、派手で有名な、なみはやドームの照明、すごかった!ステンドグラスの色彩がグルグル~回る~。白い魂のような光が、天へ昇っていく~。荘厳な演出で美姫ちゃんも熱演でした。大きな拍手。
美姫ちゃんはモロゾフについて、ロシアにも行くようですが、振付師だけ変えて欲しいな。私は「火の鳥」のような(以前もやったけど)強く+不思議系の女性像で滑って欲しいです。今、モロゾフはちょっとチャージ不足なのかな~。ウィルソンかニコルでいかがでしょうか…あるいはタラソワさん。

ここで王子様衣裳なランビエール登場!大っ歓声!!!スイス国旗多数揺れる。
予想通りというか「椿姫」でした~。でも抜粋でなく「フル」です!
さすがにジャンプは随所で抜いてましたが、4分半演じきりました。「魅せる」演技は本当に素晴しいです。あっぱれです。冒頭から2個目のトゥループは、2日目は4回転だったのでは(だってそこだけ着氷があやうかったから)。
流麗華麗・男前炸裂・黄色歓声・笑顔悩殺…ランビって、こんな感じ(笑)。いつのまにか世界的人気スケーター。ジャンプは五輪時よりずっと安定していたけど、スピンがいつもの「強力な磁場」を発生させてなかったので、体の状態はやはり万全でないのかな。
アンコールは「ウィリアム・テル」のサビから最後のステップ!またまた大歓声。もう~~~~ニクイよね、やっぱ(笑)。お客さんを喜ばせてナンボって解ってるもん。
あああー私の「愛と憎しみのランビ」は相変わらずだったー。
そう、いつも憎たらしいほど強かったけど、負けるとまたそれはそれで魅力はいや増すのであった…「ほろびゆく美」というのですか。断末魔の美ですか。
矢折れ刀尽きた五輪のフリー。あれはまるで、「もはやこれまで」と歌を詠みながら華麗に舞を舞う、織田信長最後の姿でありました。。。って私の妄想もすごい。
でも、このDIのランビエールは、ダイスケの直前に滑るということもあって、闘志メラメラでしたよ。「かっさらうのは俺」「俺がイチバン」。
もー。男の子ってこれやもんなー(笑)。
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姫おだまき

2010-04-11 | お知らせ
万博エキスポランド跡地は今、一部を「エキスポファーム」という農園にして、野菜や花を売ってます。
これは「姫おだまき」~桃姫~という名がつく可憐な小花。イチゴはディスプレイ(笑)。
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