上砂理佳のうぐいす日記

3月31日(月)から4月6日(日)まで銀座中央ギャラリーの「10×10版画展」に銅版画小品を出品します★

臨海フェスつづき★

2014-05-26 | フィギュアこんな話も
イベント(午後の部)の最初に、臨海アイスホッケークラブのデモンストレーションがあったのですが、上は高校生?下は幼稚園の年少さん…ということは3~4歳くらいかな。子供達が少し試合を見せてくれました。迫力満点で、欧米でホッケー大人気!というのもうなずけます。すごいスピードです。
一番のおチビさん選手も、ちゃんとユニフォーム着て必死でついていくんだけど、まあなんと可愛い^^ 31番さん、すっかりファンになった(笑)。まだ試合にからむところまでは到底いってないんだけど、なんとかお兄さん達にくっついていくのが、もうなんとも。転倒しないんだから大したものだわ。可愛いよー。

ザンボタイムに「羽衣ちゃん」というゆるキャラが滑ってくれましたが、どーも君ばりにスパイラル(なんとか片足が上がる)、スタンドスピンを披露して拍手を浴びていました。「全国ゆるキャラスケーティング大会」とかやったらどーでしょーね。くまモンが大阪マラソンに出るご時世ですしね?

ここからフィギュア演技で、神戸チャリティでも出演していた友野一樹君が「ピンクパンサー」で喝采を浴びました。見るたびに身長が伸びています。高校一年生になったらしく、3Aを頑張って両足ながら降りていました。ジャンプと表現のバランスがいい、期待の若手さんです。
次は佳菜子ちゃん。赤い衣装で背中が「うひゃー」ってぐらい開いてました。スパニッシュな躍動感満載のプロで、体も絞れている感じ。佳菜ちゃんってこんなに綺麗なお嬢さんだったっけー。なんかこれから期待してしまいます。緩急自在の動きがとても素晴らしい。
まっちーこと町田君はランビ先生振付の「FUYA」でした。キビキビとシャープに滑ります。まっちーよ、あの世界選手権のスケートの滑らなさは何だったんや!こりゃっ!…と怒っても仕方ないが(何様だ)、エキシビションってみんなよく滑りますね。スケートが。やっぱ緊張の度合いが違うんでしょうね。アンコールは「ロシュフォール~」から?かな。
次があっこちゃん。「鈴木明子選手、長い間おつかれさまでした」のバナーがフェンスに貼ってありました。4選手ともちゃんとバナーが掲げられていて、心配りを感じました。
このスローな曲は何だったっけ…と帰ってきて調べたら、そうか「ラベンダー」だったか。髪は下ろしていて薄いラベンダー色の衣装。優雅であたたかな美しい舞でした。フリップで転倒してしまったけど、ループはOK。なんかプロ転向してから、更に生き生きノビノビ滑っているようなあっこさんです。
そしてトリの大ちゃんが滑り、前述のように盛り上がりは最高潮。フィナーレは、オレンジ色の「りんスポTシャツ」を着た全ての練習生達が登場です。
最初は選手クラスとおぼしき?上級の生徒さん達が、シンクロナイズドスケーテイングの如く形を作って滑り、後半からは一般のスケーターさん達が「アナ・雪」に乗って踊り滑りました。一般の方々は、上は多分60歳ぐらい?の男性、下は3歳ぐらいのヨチヨチの男の子(女の子か?)おチビさんは「なんとか氷の上にいる」状態なので、「お守り役」のお兄さんに抱きかかえられて移動していた(笑)。なんとも微笑ましい^^

私は6年前の臨海リンク存続運動のイベントもハガキが当たって、友達と行ってきたのですが、その頃と比べたらフィギュアを習う人がすごーく増えた印象です。その当時も練習生は多かったけど、今は100人はいるんじゃないかな?これだけの人が、早朝から深夜まで入れ替わり立ち代わり練習に励んでいることも驚きで、町田君達トップ選手は「貸切練習」というのは難しいんじゃないかな。人が増えれば収入的には潤うけれど、リンクが混むと選手の練習はしにくくなると思うので、なかなかそのバランスを取るのが難しい。そんな印象です。

客席のある側のリンクサイドに、厨房らしき設備がありました。今は真っ暗でホコリをかぶって錆びつき、「廃墟」状態です。
多分、昔はこの厨房を使って、ホットドッグを焼いたりコーヒーを入れて、カウンターに座ってみんな休憩したりしていたのでしょう。滑る人を眺めながら。
天井を見上げれば綺麗とは言えないし、かなり老朽化してるのは解るので、このリニューアル工事で再スタートを切って欲しいですね。カフェとか復活させて。
海外のリンクを見てたら、何面もあって、必ずそばにカフェとかあるもんね。臨スポは高石駅からも近いし、この地域の人がみんな楽しめる空間になったらいいなあ。
私が滑りに行けたらいいんだけど、さすがにウチからは2時間もかかる…まだ西宮スケートリンクの方がマシかなあ。
ともあれ、「りんスポ」が今後も続いてくれたら…と思います。客席が増えて、リンク拡張して(国際規格にして)京都のアクアリーナぐらいになったらいいのにな。そしたら定期的にアイスショーも開けるし増収になるし。
大ちゃんの嘆願を聞いて1億3000万を寄付してくれた方は、フェスティバルに来てくれてたのかな。臨スポ存続の会代表の方が、最後のスピーチで何度もお礼を言ってはりましたが、「存続させよう」という意志の力がいかに大事か。実際に活動を立ち上げて回していくのは、なかなか大変なことだと思います。賛成して助けてくれる人ばかりじゃないから。

みんなの頑張った成果が、実を結んで、笑顔満載でイベントは無事に終わりました。
メディア的には有名選手がとりあげられるけど、実際には「無名の多くの人」の努力の積み重ねが活動を担っているので、やっぱり定期的にイベントをやって、多くの人に見て欲しいですね。他のリンクでも言えることですが。
大ちゃんのチャリティ活動に批判的な人もいるけど、私らファンもいろんなことを学んでいる、と思います★
コメント
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