水木しげるさんが大往生を遂げられましたね。
…120歳まで生きると思ってたのになあ。マンガファンとして、ご冥福をお祈りします。
私は「水木しげるの大冒険~幸福になるメキシコ~」という本を持っています。今から16年前、友達が貸してくれてむちゃくちゃ面白かったので、自分で買い直して「家宝」に。
タイトル通り、南米旅行記の文章とマンガ、写真で構成されてて、シャーマニズムや精霊の話も面白いけど、なんといっても「仮面」の話のインパクトが凄い!
南米は、サイケデリックな仮面を作って売る土着の伝統文化があるらしいのですが、その仮面デザインが、クモとか蛇とかトカゲとかワニとか…グロいモチーフばかりなんです。
木を彫って着色してて、派手で荒々しくて、ちょっと(いやかなり)アタマがおかしい系(笑)。
ぶっ飛びデザインだけど、不思議と調和が取れていて、ユニークで可愛さすらあるんです。一度見たらもう忘れられない。
水木さんは強烈な仮面コレクターらしく、100個くらい一気に買っちゃう。
あるひなびた村の仮面職人の家に直接買い付けに行って、気に入って大人買いしたその金額は、一家の年収分はゆうにあったとか。
買い物パワーも半端ないけど、よく歩きよく食べる。「食後にでっかいホットケーキを(デザートとして)食べる」くらい、胃が大きくて丈夫だったんですね。まさに化け物並みの体力と好奇心です、センセイ。
この本も水木マンガと同じく、みっちり濃い~いボリュームで途方もなく面白い。仮面の写真が沢山あるので、それを見ているだけでもワクワクします!
「そこかしこに“霊”はいるのだ」という南米の神秘的空気が、水木さんと上手く重なってるんでしょうね。
水木さんの「珍本」としては、他に「南方熊楠」の生涯を描いた漫画とか。これは和歌山が舞台なので、関西人としても興味深いです。「年金」じゃないわ「粘菌」の研究で有名な人ですね。とにかく変人の?
水木さんも手塚さんも逝って、原節子さん、横綱北の湖。
昭和は遠くなりにけり。。。を実感するなあ★
…120歳まで生きると思ってたのになあ。マンガファンとして、ご冥福をお祈りします。
私は「水木しげるの大冒険~幸福になるメキシコ~」という本を持っています。今から16年前、友達が貸してくれてむちゃくちゃ面白かったので、自分で買い直して「家宝」に。
タイトル通り、南米旅行記の文章とマンガ、写真で構成されてて、シャーマニズムや精霊の話も面白いけど、なんといっても「仮面」の話のインパクトが凄い!
南米は、サイケデリックな仮面を作って売る土着の伝統文化があるらしいのですが、その仮面デザインが、クモとか蛇とかトカゲとかワニとか…グロいモチーフばかりなんです。
木を彫って着色してて、派手で荒々しくて、ちょっと(いやかなり)アタマがおかしい系(笑)。
ぶっ飛びデザインだけど、不思議と調和が取れていて、ユニークで可愛さすらあるんです。一度見たらもう忘れられない。
水木さんは強烈な仮面コレクターらしく、100個くらい一気に買っちゃう。
あるひなびた村の仮面職人の家に直接買い付けに行って、気に入って大人買いしたその金額は、一家の年収分はゆうにあったとか。
買い物パワーも半端ないけど、よく歩きよく食べる。「食後にでっかいホットケーキを(デザートとして)食べる」くらい、胃が大きくて丈夫だったんですね。まさに化け物並みの体力と好奇心です、センセイ。
この本も水木マンガと同じく、みっちり濃い~いボリュームで途方もなく面白い。仮面の写真が沢山あるので、それを見ているだけでもワクワクします!
「そこかしこに“霊”はいるのだ」という南米の神秘的空気が、水木さんと上手く重なってるんでしょうね。
水木さんの「珍本」としては、他に「南方熊楠」の生涯を描いた漫画とか。これは和歌山が舞台なので、関西人としても興味深いです。「年金」じゃないわ「粘菌」の研究で有名な人ですね。とにかく変人の?
水木さんも手塚さんも逝って、原節子さん、横綱北の湖。
昭和は遠くなりにけり。。。を実感するなあ★