上砂理佳のうぐいす日記

巨匠漫画家、楳図かずおさん逝去。あべのハルカスで私も見た「楳図展」は金沢21世紀美術館で9月に開催されていました★

グレイシーきたあー★

2016-01-24 | 15-16 コンペとショー
102回目の全米フィギュア、今年の女子解説は中庭健介君でしたね
やっぱり現役選手に近い分、「心情の解説」がリアルで、温かくていい。
グレイシーのFSの「…2アクセルちょっと詰まったんですけど、ここでトリプルつけないと、もう後が無い!!」って解説が、私の心情ともぴったり重なった(笑)。
2A+3T+2Tでなくて2A+2T+2Tにしてたら、その後の3Fに2Tつけちゃうともしかしてノーカウント?(2Tが3個だから)
コンボもだけど、3Fが心配でしたね。グレイシーはルッツよりフリップが鬼門だから。
前半はやや動きが抑え気味に感じましたが、「火の鳥」のプログラムの良さにも助けられて、2本目の3ルッツ決まった辺りから、加速してパワー全開になりました。
「こういうグレイシーが見たいんだ!」という欲求に全て応えてくれるような、素晴らしいFSでした。

アシュリーが最後の3ルッツ外してしまった以外は完璧で、まずスタオベ。今回は課題の3Fが良かった 全てに余裕がありました。
ミライちゃんが久々に良かったのも嬉しい!プログラムは微妙だけど(笑)。彼女が初出場で初優勝したとき、確か14歳でSP70点越えでしたよね。その時もここの会場だったそうな。健ちゃんが「選手にとって相性のいい会場って確かにあって、僕は(旧)名古屋レインボーアイスアリーナですね」と言ってました。そうかー。大ちゃんとカン様が「神オペラ座」だった時だよな。ということは健ちゃんは「ブレイブ・ハート」?

もう最終G残り二人となって、お美しいポリーナが登場。お団子より髪おろしてる方がいいよね。ソフトになって。「風と共に去りぬ」で完璧だったら、そりゃ立たないアメリカ人いないよねー(笑)。素晴らしい盛り上がりで、地元アメリカでの世界選手権出場を意識したプログラムでした。137点でアシュリーを余裕で上回った~。あーこれはもう、どうあがいてもグレイシー逆転無理かなあ。。。と思っていたら。

最終滑走で、直前に滑った年下選手がパーフェクトで優勝に王手!かけてて、もうあんなにプレッシャーのかかる状況って無いですよね。
最初の3ルッツ+3Tが昨日失敗してるから、見るのが怖くて目をつぶりそうになった(笑)。決まって良かった良かった
私の予想では「FS145点で僅差逆転優勝!」でしたが、147点出ましたー。でも全体的に「(国内だから)点数盛ってる」感はあまりなかったです。男女ともSPから見てて「ほんの少し盛り」って感じ。この辺のさじ加減、全米は上手いよな~。

まあ点数云々より、フキギュアスケートを見る醍醐味を堪能させてくれた、好試合でした 伝統のアメリカ女子の底力は、ロシアっ娘軍団のパワーに勝るとも劣らない。
おだやかな解説の健ちゃんと一緒に、和やかに終われたのも嬉しい。私の御贔屓選手が良かったのが幸せ幸せ
男子も期待してます。アボット、ファリス、ブラウン、ドーンブッシュが不在で少々さびしいのですが、久々に「良いロス・マイナー」来てるのがポイントよ。リッポンが黒髪なのも見逃せない(笑)。
男子FSは明日の早朝4時~なんですけど、なんとかしましょう★
コメント
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