上砂理佳のうぐいす日記

巨匠漫画家、楳図かずおさん逝去。あべのハルカスで私も見た「楳図展」は金沢21世紀美術館で9月に開催されていました★

音楽をやりたい音楽の道遠し★

2021-11-08 | お知らせ


私が参加させてもらいました「女性が見つめる燃える金展」のアーカイブ動画が出来ました。
(このブログの左下QRコードから、ダイレクトに動画にアクセス出来ます)
音楽家の女性5人の方達と作品群のコラボレーション編集で、より美しく意欲的なプロモーション作品となっています。
てのひら美術館のHPのトップから真ん中あたりにスクロールして頂くと、各音楽家のご紹介が詳しく掲載されています。
そこから個人サイトなどで演奏youtubeを楽しむことも出来ますので、お時間のある方はどうぞゆったりお楽しみください。

私の版画や水彩にも、しょっちゅう音楽のモチーフが出てきます。やっぱり音楽が好き
前にも書きましたが、昔々、ピアノとクラリネットをやっていました。。。
両方、「アマチュアの端っこの方」で終わりましたが、6歳ぐらいで楽譜を読む訓練をしたことは、その後の人生でもおおいに役立ちました。
なので年を取ったら、もう一度音楽を楽しみたいな~と思うのですが、このあいだクラリネットを取り出して吹いてみたら、音を出すのにひと苦労。
とにかく、肺活量云々以前に、マウスピースをくわえる口。唇の!筋力が衰えまくっている!

クラリネットは口元(マウスピース)のところに「リード」という葦(私は竹と思ってたけど葦なんですね)を薄く削った小さなヘラみたいなものを装着して、それを震動させて音を出す仕組みなんですが、一番最初にやることは、口にリードをくわえて唾液で湿らせること。
中学一年生で吹奏楽部に入った時、先輩方が口にみんなヘンなもん加えているので、何の冗談かと思いました(笑)。でもリードが固いままだと音が鳴らないんで、柔らかくする必要があるのですね。
リードを口くわえながら、5つに分かれているクラリネットのパーツを組み立てていきます。あの長いクラリネットは、頭・首・上半身・下半身・足先…みたいに部分部分で分かれているのです。
他にもいろんなルールというか楽器の扱い方があるんですが、先輩に言われたことは全て覚えていました。やっぱり若い時に吸収するものって凄い。私、いまだに指使い覚えてる楽譜とか、沢山あります。今の自分の物覚えの悪さというか身につかなさと、雲泥の差です~。

ガシガシ吸収するから、「このまま努力していったらわたし、プロになれるかも」とか夢みちゃうこともある。
もんのすごい上手い先輩が、音大に進学した!とか聞くと、少し欲が出たりして。
でも大体、受験の頃に「身の程を知り」、楽器を続けなくなってしまうのですね。
プロにならなくても楽しい趣味でやってればいいのに、マンション住まいで騒音を気にする時代になると、ぱったり遠のいてしまいました。

プロとして活躍されるアーティストたちがまぶしく、輝いて見えます。そのキラキラを分けてもらいたくて、コンサートに行くのでしょう。
毎日たゆまず練習した者だけが奏でられる、奇蹟の音色は、人に幸福をさずけてくれる。
音楽って環境も汚さない。誰も傷つけない。負の遺産にもならない。良い事づくめ

とかいいながら、「老人ホームでボランティア演奏を披露できるぐらいになりたい」と、野望を抱えている私です。
このあいだ摩耶山のフリマに行った時、「楽器演奏できたらこういう場でもっと楽しめるのになあ~~~」と思ったこと。
アコーディオンとか、小学生の時弾いてたからどうかしら。。。あれなら持ってどこへでも行ける。
と思ってLUXEの映画帰りにS村楽器で聞いてみましたら、「アコーディオンは初心者用でも5~6万円です」と言われてびっくり。
昔の子供って気軽にアコーディオンやってたと思うんだけどな。どういうこっちゃ★
コメント
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