中山美穂の楽曲は初めてです。下の動画のところに書いたとおり、実は以前1度別の曲を取り上げようとしたことがありました。 彼女は、結婚してパリに行ってしまうまで、もちろん、まさに王道を行くアイドルでしたし、女優として彼女が出たドラマや映画に心に残るものが多かったとはいえ、歌手としても数曲忘れがたいといってもいいようなパフォーマンスを残してます。 当時はそれほど感じてなかったですが、やはりじっくり聴くと歌はあまりうまいとは言い難い。でもうまくなくても、心に残るということはないわけではない。中山美穂は、山口百恵の系譜を継いだ数少ないアイドルだと思います。 この歌は、作詞がWANDSのヴォーカル・上杉昇と中山美穂の共作というクレジットになっていて、バックコーラスとして上杉(もしくはWANDS)が参加しているほか、上杉がメインヴォーカルで中山美穂がバックコーラスというバラード調の「世界中の誰よりきっと Part II」というヴァージョンもあります。とくに上杉ファンの間ではこちらのほうがよいという意見が圧倒的なようですが、個人的にはこのミポリン・メイン・ヴァージョンがいいと思います。 1992年シングルがリリースされています。中山美穂主演TVドラマ「誰かが彼女を愛してる」の主題歌でしたね。わたしが持っているCDは「Dramatic Songs / MIHO NAKAYAMA ON TV THEMA」というやつです。中古で買っちゃいました。 とにかく勢いがある曲なので、これはランニング向きです。ミポリン・ファンなら猶の事元気が出ることでしょう。