今年の伊勢路は駒澤が1区村山謙太の区間トップから1度も首位を譲らないままゴールした。他校との比較では今年のこのレースに限っては際立った強さだった。
2位は明治。8区アンカーの大六野の強さが光った。3位は優勝候補とも目されていたらしい青学。久保田の復帰が大きかった。
4位東洋は打倒駒澤の一番手だっただけにやや期待外れ。田口は年を追うごとに力が落ちている印象。今年はキャプテンに抜擢されたそうだし、箱根でリベンジしてもらいたい(ゴール後の様子を見ても目いっぱい頑張っているのはわかるんだけど)。
以下5位は山梨学院オムワンバがアンカーで3人抜きでシード権獲得。6位は東海大学。
サプライズは何と言っても早稲田が7位でシード権を失ったこと。どうした!早稲田。山本修平が今年で最後。箱根はぜひがんばってもらいたいが、このメンバーでは7位は妥当な順位という気がしてしまった。
どうするつもりなんだろう、渡辺監督。プロじゃないから責任問題に発展することもないんだろうけど、ここ最近の早稲田の低調ぶりは目を覆いたくなるほど。良くも悪くも早稲田が強くないと面白さが大きく損なわれる。そういう存在だ。
一区では村山兄弟に市田弟。大きな話題になった京大の平井健太郎と面白いメンバーがそろった。しかし、それ以外の区間はあまり面白くなかった。昨シーズンで各校のスター選手がごっそり抜けた。1区で先頭を争った彼らも4年生(平井は3年)。
このままだと来年は大学駅伝を見る人は大幅に減るかもしれない。
こういうのは杞憂ではなくて、たとえばあれほどの人気を誇った大学ラグビーだってあっという間に人気がなくなった。その状況に少し似ている気がする。
6時間近くにも及ぶ全日本大学駅伝をLIVE中継してくれるのはありがたいことだけど(視聴率がどうなのかわからないが)、視聴者の「観たい」という欲望の総量と釣り合わない気がしないでもない。コアなファンはもちろんいるだろうけど、今どきだからネットで情報を知ることもできる。
わたし自身はもちろん興味があるのでTVのLIVEはありがたいが(録画放送とかならいらない)、今日のレースなどは正直途中・後半などいささか退屈ではあった。なんといっても108kmあまり。TVで観るには長すぎる。箱根はやはり特別なレースだ。
■ 2015年の箱根を占う
今年こそ、今のメンバーの力が普通に発揮できれば間違いなく優勝争いの一角は駒澤に間違いない。早稲田、日体大の力は現時点では駒澤に大きく劣ることが明らかになった。
服部兄弟、高久、田口が残っている東洋もやはり優勝を争う一角に入ると思う。久保田が戻ってきた青学もチャンスがゼロではないかもしれない。
5区の山登りがもちろん大きく優勝に影響する。今年誰が走るのか、誰が強いのかさっぱりわからない。でもどうやら、今年こそ駒澤の優勝は堅いという気がしている。
2位は明治。8区アンカーの大六野の強さが光った。3位は優勝候補とも目されていたらしい青学。久保田の復帰が大きかった。
4位東洋は打倒駒澤の一番手だっただけにやや期待外れ。田口は年を追うごとに力が落ちている印象。今年はキャプテンに抜擢されたそうだし、箱根でリベンジしてもらいたい(ゴール後の様子を見ても目いっぱい頑張っているのはわかるんだけど)。
以下5位は山梨学院オムワンバがアンカーで3人抜きでシード権獲得。6位は東海大学。
サプライズは何と言っても早稲田が7位でシード権を失ったこと。どうした!早稲田。山本修平が今年で最後。箱根はぜひがんばってもらいたいが、このメンバーでは7位は妥当な順位という気がしてしまった。
どうするつもりなんだろう、渡辺監督。プロじゃないから責任問題に発展することもないんだろうけど、ここ最近の早稲田の低調ぶりは目を覆いたくなるほど。良くも悪くも早稲田が強くないと面白さが大きく損なわれる。そういう存在だ。
一区では村山兄弟に市田弟。大きな話題になった京大の平井健太郎と面白いメンバーがそろった。しかし、それ以外の区間はあまり面白くなかった。昨シーズンで各校のスター選手がごっそり抜けた。1区で先頭を争った彼らも4年生(平井は3年)。
このままだと来年は大学駅伝を見る人は大幅に減るかもしれない。
こういうのは杞憂ではなくて、たとえばあれほどの人気を誇った大学ラグビーだってあっという間に人気がなくなった。その状況に少し似ている気がする。
6時間近くにも及ぶ全日本大学駅伝をLIVE中継してくれるのはありがたいことだけど(視聴率がどうなのかわからないが)、視聴者の「観たい」という欲望の総量と釣り合わない気がしないでもない。コアなファンはもちろんいるだろうけど、今どきだからネットで情報を知ることもできる。
わたし自身はもちろん興味があるのでTVのLIVEはありがたいが(録画放送とかならいらない)、今日のレースなどは正直途中・後半などいささか退屈ではあった。なんといっても108kmあまり。TVで観るには長すぎる。箱根はやはり特別なレースだ。
■ 2015年の箱根を占う
今年こそ、今のメンバーの力が普通に発揮できれば間違いなく優勝争いの一角は駒澤に間違いない。早稲田、日体大の力は現時点では駒澤に大きく劣ることが明らかになった。
服部兄弟、高久、田口が残っている東洋もやはり優勝を争う一角に入ると思う。久保田が戻ってきた青学もチャンスがゼロではないかもしれない。
5区の山登りがもちろん大きく優勝に影響する。今年誰が走るのか、誰が強いのかさっぱりわからない。でもどうやら、今年こそ駒澤の優勝は堅いという気がしている。