MとAのミュージカル・ラン日記 ♪♪♪

音楽を聴きながら走る市民ランナーのブログです。ランと音楽以外のスポーツについても書きます。今は大谷翔平に夢中です!

用心が肝要だが・・・

2009-06-06 | 走りながら考えたこと
夜・人通りが少ない

 何日か前のことだが、まだ明かりが残る7時過ぎごろ、いつもの川沿いのコースでのこと。私の少し先を家人が走っていた。
 自転車に乗って反対から来た若い男が、彼女の手前に停まって何か話しかけようとしていた。彼女は無視して通り過ぎた。
 その若い男--私服で高校生くらいに見えた--は、特に何をしたわけでもない。何か話しかけ、通り過ぎるのを振り返ってしばらく見ていただけだ。
 私はその男の横を走り抜けるときに、何の用か尋ねようと思わないでもなかったが、害があったわけでもなく、事情もわからないのでそのまま通り過ぎた。私のことなど気にもしていないようだった。
 しばらく走ったところで、その男のほうを見やるとまだ同じ場所に停まったまま、こちらのほうを見ている。
 薄気味悪いので、折り返してきた彼女に「何言われたの?」と聞くと「よくわからないけど、『どうしたの?そんな変な顔して』とかなんとか言ってたみたい」と言う。
 再び折り返して同じコースを通ったが、若い男はもういなかった。

安全なランニング環境で町おこし

 とくにこういう場合には、彼女はめっぽう気が強いので「思わずケリ入れてやろうかと思っちゃった」などとうそぶいていたが、気持ち悪い、とも言っていた。当然だと思う。
 実害があったわけではないが、たとえば彼女一人で走っていたなら、と考えるとこれまた心配になる。
 こういうケースでは、仮に届けたとしても警察も動きようもなければ、取り合ってもくれないだろうことは、想像に難くない。
 結局は個人個人で自分の身は守るしかない。用心が肝要だ。何事によらず今や自己責任ばかりが追及されがちだが、こういうところこそ行政ができることは少なくないのではないかと思う。それぞれの町の力量の見せどころでもあるのではないか?
 どうせ住むなら、気持ち良く安全に走れるランニングコースやサイクリングコースが町のあちこちにあるところに住みたいと、少なくとも今の私は切実に思う。
 「夜走らなけりゃいいんじゃないの?」などと言う人が必ずいるが、毎日昼間走れる人がどれだけいるだろうか。
 「ジムにでも通えば」という人もいるかもしれない。それには相応の費用が必要になるうえ、肝心の走ることができない(トレッドミルはランニングとは別の運動だろう)。
 メタボだなんだ、医療費がどうだといいながら、安全に走ることができるランニング・コースさえ見つけるのが難しいというのは情けない話だと思う。


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2 コメント

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こんばんわ (tokuchan)
2009-06-06 19:37:58
runrarunさん、先日は、訪問&コメントありがとうございました。
自分も、現在、メタボ対策でジム通いしておりますが、本当は、街をランニングしたいんですよね。
しかし、おっしゃられるように、夜の街は、女性は勿論ですが、なかなか物騒ですよね。
なかなか難しい問題です。
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コメントありがとうございます。 (runrarun)
2009-06-07 18:02:25
この話には後日譚があります。先日回ってきた回覧板に、警察が定期的に発行する「事件発生状況と注意喚起」といった内容の報告がたまたま挟まってました。
最近の事例に、まさにその同じ地区で同じような風貌の男に中学生が財布をカツアゲされたというのです。
「自転車に乗った高校生風」。まあランナーは金など持ってないので、そういう被害はないんでしょうが。
よろしかったらまたおいでください。
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