MとAのミュージカル・ラン日記 ♪♪♪

音楽を聴きながら走る市民ランナーのブログです。ランと音楽以外のスポーツについても書きます。今は大谷翔平に夢中です!

2016「いびがわマラソン」を走りました~その2

2016-12-21 | 参加マラソン大会
いよいよスタート。

■ いびがわマラソン(2016)コース図~公式HP

 今まで記憶がないが、スタート直後前が詰まって止まることになった。まあでも気にしない。先を急ぐほど練習も積めてなければ足も痛い。背割堤ランニング大会に引き続きスタート前にロキソニンを飲んだ。前が詰まって最初の1kmは7分台だったが想定内だ。序盤のハイタッチは反対側だったので無理はしない。
 5年ぶりに快晴のいびがわマラソン。気持ちが良くて走る喜びを感じた。足の痛みも中盤からさほど気にならないで走っていたように思う。

 いつも9km付近の赤い揖斐峡大橋の先でお猿の格好で熱い応援をしてくれる「しょくにんさん」だが、今回は橋の手前で発見。上下黒い出で立ちの見かけぬマスクマンが一緒に応援してくれてた。離れたところを走っていたので声を掛けそびれたが元気をもらう。

 あわよくばサブ4という思いもあったけど、とにかく最低限の目標はいつも「歩かず止まらず完走」なので、前半、いや32km過ぎの最後の登り(そのあとも小さな登りが実はあるんだけど)を越えるまでは抑えめのペースで行こうと思っていた。この日の序盤のペース感覚から5'40~5'50/kmに落ち着いていた。

 この橋を越えるといよいよいびがわマラソンらしい上り坂となる。アップダウンを繰り返しながら折り返しの中間点までは基本登り。明るい日差しが降り注ぐ揖斐峡の紅葉、深緑の川面との対比が一段と美しい。この大会は雨でも変わらない応援をしてくれていたけど、晴れてるとさらにパワーアップしてる感じがする。余計な(雨)心配や気遣いがいらないから笑顔もさらにはじける。今回日本一すばらしいマラソン大会だなあ、きっとなんて思う機会が何度もあった。

 先週の背割堤ランニング大会のハーフがいい刺激になったとはいえ、9月中旬からの右足痛の影響で9月が101km、10月はわずか55kmしか走っておらず、きつい上り坂では特に周りのランナーに抜かれることが多かった。練習は裏切らない。これは確か野口みずきがよく言ってた言葉でもあるけど、フルマラソンくらいこの言葉が当てはまる競技もない。

 このところ毎回私設エイドでいただくオレンジが、北海道マラソンでの氷並に元気を与えてくれていたのだが、今回は20km手前、道の駅の裏の直線コースでいただいた凍ったブルーベリーが最高にうまかった。紙コップに入れてくれるんだけど、もう一杯おかわりしたいくらいだった。

 中間点を2時間5分5秒で通過。後半の頑張り次第ではまだサブ4が狙えるペースだ。だがまだまだ35kmまではガマンガマンと言い聞かせる。といっても余力もさほどあるわけでもない。足も万全、今回よりは走り込んでいた過去のレースだって25kmあたりから急に失速することが多かったのだ、ましてや今回の練習量では・・・。
 後半失速しないで止まらないで走れるギリギリのスピードで「攻める」というのが自分のポリシーではあるが、今回は余りにも走れてないのでそのラインがよくつかめなかったのもあるし、もうかれこれいつ以来フルを「歩かず完走」していないのかわからないくらいだったので、少し遅い気がしないでもなかったがこのペースを維持するのが重要だと考えていた。
 ※このブログの左サイドに過去の全レースの記録を載せているが、☆のあるのが歩かず止まらず完走したレース。歩かず止まらず完走した最後のフルは2014年4月の長野マラソンが最後だった。

 中間点に至るまでも、おそらくは急な上り坂ではすでに6分台のラップを何度か刻んでいたものの、下りでは盛り返していた。しかし、22km以降はほぼ6分台のラップに終始している。きつさは感じていたが必死にこらえた。30km手前からの1つめの登り、32km過ぎの2つめの登り、わかっていてもいつも跳ね返される2段坂をなんとか乗り切る。余力がないととんでもない壁くらいに感じることもあったこの坂だが、今年はそこまで感じなかった。だが31-32kmのラップは6'51まで落ちている。

 32kmの坂をなんとかクリアして、「この先にもうひとつ小さいのがあったよな」と考えながら走る余裕が今回はあった。結局、本当に登りが終わるのは34kmの揖斐峡大橋からなのであって、フルマラソンの鉄則通り、ここまでに実力以上のペースで走り余力のないランナーは25kmとか30kmあたりで歩くことになる。山を抜けて視界が開けたらスパートのタイミングをはかりながら走る。

 朝鳥公園の手前、36~37kmあたりで応援してくれているしょくにんさんに今度はハイタッチして元気をチャージ。彼の応援は本当にすごい。この大会でもQちゃんに負けないくらいみんなの力となっているのは誰でも知っていることだ。

※YOUTUBEより。ダイジェストで全行程を撮影してくれている。15分50秒あたりにしょくにんさんとショッカー(だったんだな)の応援の様子あり。
いびがわマラソン2016 フルマラソンの部を走る(アクションカム撮影 ランナー視点)


 37~38kmあたりにコーラやサイダーが飲める炭酸エイドがある。コーラをいただきリフレッシュ。ちょっとウエアにこぼしてしまい気にしながら走る。39kmにはスイーツエイド(地元のお菓子屋さんのさまざまなスイーツがいただける)があったが、コースを外れないといけないのでパスする。ここまで来たら、私にはやらなくてはならないことがある!(止まらず完走、のことだけど)

 私は調子が良いときには残り4kmスパートを常としていてすべての力を出し切って走り抜くことにしているのだが、今回は最後の坂を攻略するのに力を使い尽くしてしまって余力はもうあまりなかった。それでも、山を抜けて再びあふれるばかりの沿道の声援とどこまでも何度も続くいびがわ名物のハイタッチに自らをも鼓舞して、あの長い土手の直線、ラスト2kmから残った力を全部出し切るつもりでスパート(というにはいささかスピードが足りないけど)を仕掛けた。足は大して動いてなかったが気持ちは大いに攻めているつもりだった

 そして、なんとか止まらず、歩かずゴールすることができた。いびがわマラソンでは2011年以来5年ぶり。フルとしては2014年4月の長野マラソン以来2年7か月ぶり。長かったなあ。
 先週ハーフを走っていろんな事が確認できた成果は大きかったが、フルでは練習量がものを言う。ごまかしはきかないのだ

YOUTUBEより。2016 いびがわマラソン ゴール直前 4時間17分~4時間50分


その3に続く>

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