街中の公園にもある自然私はこの1年近く、休憩時間に、ある街中の公園の周囲を歩いている。時々ゆーっくりジョグを入れたりしながら。 休憩時間なので、せいぜい30分しか時間がなく、距離の目標は1日3kmに......
gooブログの「1年前にこんなこと書いてますよ。振り返って見てはどうですか。まあまあ、そんなに生き急いでも何もいいごとはありゃしません」機能。
久しぶりに使ってみた。
一年前の冬。私は絶望的なランライフを抜け出せるかもしれないーーーいや、走れないのだからランライフではなくウォークライフというのが正しいーーーという、むしろ小さな希望の中にいたようだ。
この毎日30分のウォーキングを続けたおかげで、今再び走ることが出来ている。この実に小さな、他人からすればつまらないであろうエピソードがなんと沢山の示唆を含んでいるものだと今振り返って思う。
レースでは「振り返っちゃダメだ!そんな暇があるなら前を向いて走れ!」というのは鉄則である。でも人生ではたまには立ち止まってみたり、振り返ってみたりすることで思いがけず貴重な示唆を得ることがある。
そんなことしてる間に一生は木枯らしのような猛スピードで過ぎ去っていくのかもしれない。
そう考えるど、せっかちな人が急ぐのにも道理があるように思えるけど、マグロじゃないのだから、やっぱり人間は走りつづけることはできない。歩いたり、立ち止まったり、眠ったりせざるをいないし、それが人の「生」の本質に違いなく、それ故に人はマグロとは違う「生」を生きることになる。