NHK の新春TV放談で、月曜放送の「ファミリー・ヒストリー」が面白いと話していました。
私も何回か見たのですが、興味深かった。
俳優やタレントの祖父母、両親等のタイトル通りの内容です。
本人も知らないことが多いので、ミニ・ドラマ化されたF.ヒストリーを見て
号泣している俳優、タレントもいました。
両親たちは、戦争を経験していたりで、凄くドラマチックです。平凡な人っていないです。
7日は《高橋克典 亡き父の愛 特攻隊の覚悟と友の死》
お父さんの葬儀に千人位の参列者が来てくれた。
それで、彼はお父さんのことを、あまり知らなかったと思ったそうです。
父親は15,6歳で予科練に志願兵として入り、優秀だったので、特攻隊に選ばれたのでした。
それから、間もなくして、空襲警報が鳴り、B29の空襲があり、防空壕に逃げ込もうとしたら、
そこは満員で入れないので、林の方へ逃げた。
そして、戻ってみると、防空壕は爆破されていて、友人たちは死んでしまった。
このような話は有名人の話で何回か聞いたことがあります。
ある経済学者は、子供の頃、いつも防空壕で座る場所があったのだけれど、
たまたま、他の人が座っていたので、防空壕内の他の場所に座っていたら、
空襲でそこにいた人は死んでしまったと。
女優の岸恵子さんは、12歳くらいの時、空襲警報がなり、一人だったので
自分で逃げる方向を決めて山の方だったか、何処かへ逃げて助かった。
その時から、自分で決めて生きてきたというようなお話を聞いたことがあった。
高橋克典のお父さんは、高校の音楽の先生になり、
戦後何十年も経ってから、教え子に茨城県にある
「予科練平和記念館」に連れて行ってほしいと頼み、一緒に行ったそうです。
若い頃は、辛い思い出が多すぎて行くことができなかったのでしょう。
そのような記念館があることは、全く知りませんでした。
平和の貴さを学ぶために、大人も子どもも社会見学に行くといいのでしょうね。