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愛と哀しみのボレロ、ミケランジェロ・プロジェクト

2015-11-13 09:13:19 | 映画

最近、観た映画。

「愛と哀しみのボレロ」ポスター

この写真は「ボレロ」の踊りのシーンではありません!

 

「愛と哀しみのボレロ」

フランスのクロード・ルルーシュ監督が1981年に手がけ、

ルドルフ・ヌレエフ(バレエダンサー)、エディット・ピアフ(歌手)、

ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮者)、グレン・ミラー(音楽家)という実在の

4人の芸術家をモデルに、運命の糸に結ばれた人々の物語を描いた

3時間を超える大作メロドラマ。ベルリン、モスクワ、パリ、ニューヨークを舞台に、

第2次世界大戦前から戦中、そして現在へと至る中で、

芸術家たちのドラマチックな人生模様が描き出される。

「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」などで知られるミシェル・ルグランと

「ある愛の詩」のフランシス・レイという映画音楽の巨匠2人が音楽を担当。

さらに、モーリス・ラベル作曲、モーリス・ベジャール振付による

バレエの名作「ボレロ」を天才バレエダンサー、ジョルジュ・ドンが舞う。

2015年、デジタルリマスター版でリバイバル公開。

 

30数年前に見て、その時、印象に残っていたシーンをまた見ることができて

とても嬉しかった。

ちょっと長い映画だなぁという感じも無きにしも非ずですが、4都市を舞台にした

スケールも大きい映画です。カラヤンのエピソードは興味深かった。

ユダヤ人が強制収容所に連れて行かれるシーンなどは、やはり辛かった。

比較的さらりと描かれているけれど、

来月、観ようと思っている「杉原千畝」にも通じるような場面かもしれない。

最後のボレロを踊るシーン約15分間は圧巻です。

「ミケランジェロ・プロジェクト」

 ナチス・ドイツ総統アドルフ・ヒトラーの命を受け、

ドイツ軍は侵攻した欧州各国の美術品を略奪。

それに強い危機感を抱くハーバード大学付属美術館の

館長ストークス(ジョージ・クルーニー)はルーズベルト大統領を説得し、

美術品や歴史的建造物を保護する部隊モニュメンツ・メンを結成する。

中世美術に精通したグレンジャー(マット・デイモン)や

建築家キャンベル(ビル・マーレイ)などのメンバーを集め、

ヨーロッパ各地を奔走。

だが、劣勢を強いられて自暴自棄になったナチスや、

妨害しようとするソ連軍が彼らの前に立ちはだかる。

 

この事実はどこかで聞いたことあったと思うのですが、

映画を観て、驚いた。私たちが知っている名画なども多数あり、

もし、彼らが命がけで名画や彫刻などを救い出しさなかったら

今の世の中は空しいものになっていたでしょう。

ヒトラーの悪事って、やはり類がないかもしれない。


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