新聞の小さなコラムを読んでいます。
いつも俳句や和歌が載っています。
蚊やりから出現したりでかい月 一茶
蚊やりは今の蚊取り線香である。もくもくと煙を立てる、その煙の中から夏の大きな満月が現れた。
「でかい月」などという砕けた言葉が生き生きと働いている。
さすが一茶というべきか。
これ好きです。蚊取り線香の香りも好きですし・・・
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文豪の手紙に学ぶ (中川 越) からです。
そろそろ暑中見舞いの季節を迎える。
夏目漱石は新潟高田の知人をこう見舞った。
「大分(だいぶ)暑いじゃありませんか。高田はどうですか。東京は随分です。
此間(このあいだ)子供を鎌倉へやりました。狭苦しい借屋に蠅のように遊んでいます・・・」
暑中お見舞い申し上げます」などの型通りのあいさつには安定感があり無難だが、
新鮮味がなく退屈だ。その点漱石の暑中の挨拶は型破りで粋がいい
フレッシュだから清涼感が際立つ。そして、漱石らしいスパイスの効いたユーモアは、
暑さに閉口する相手の心を和ませる。幼子たちの大騒ぎを活写した「蠅のように」の
比喩は秀逸だ。
「型にはまらない新鮮さ」、「その人らしさ」、「あたたかさ」、「謙虚さ」、「心からの尊敬」
またときには「相手を和ませるユーモア」を心がけたい。
暑中見舞いを何枚か書きますので参考にしたいです。私には新鮮さやユーモアが難しいです。
相当に型にはまっているのでしょうね。
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夏のドラマのこと。
「ごめん、愛してる」を見たいと思っています。
これは韓国ドラマのリメイクなのですよね。とっても真剣に見ていたのですが、
あまり覚えていません。ハマって見ていて、CDも買ってよく聴いていました。
あと、1,2作をチェックしたいと思います。