コメント欄は閉じておきます。
この前、NHKの「ごごナマ」を見たら、女優の板谷由夏さんがゲストでした。
(彼女は斎藤工さんと、「映画工房」という番組でMCをしています。)
斎藤工さんは、弟のような親戚のような感じと話していました。
それで、斎藤工さんの「映画工房」を検索したらインタビュー記事がありました。
その一部です。
*
たまに平日の映画館に足を運ぶとほぼ空席です。
多くの映画の宣伝戦略は、初動の土日でいかに観客が入るかしか
考えてない部分があります。「週末興行ランキング」に向けた宣伝なんです。
平日の間、立派な映画館という空間が活かされていない。
客席にひとりで映画を見ていると「独り占めだ!」という感覚より、
シェアすべきものをシェアできない哀しみを感じます。
僕の年齢だと、子どもがいる友人も多いですが、子育て中のお母さんって
映画鑑賞から最も遠い人たちになってしまっているんです。
映画を見に行くことがあっても、子どもが見たい映画だったり...。
映画が「好き」が「以前は好きだったけど...」になっていく。
シネコンだと、映画館とショッピングモールが一緒のところもあって、モールに
もともと託児所があったりもしますよね。そこでモールと劇場が連動できないか?
といったことを、プレゼンさせていただいたりして、少しずつ進めています。
週に1度でも昼間、見たい映画を見に行くことができたら...。
お母さんたちって、本当に映画を見てほしい人たちでもあるんです。
娯楽という「心のクスリ」を必要とする人たちがちゃんと娯楽と
つながれていないなら、映画人がその環境を作るべきだと思います。
配信サービスに頼るばかりではなくね。
「作る」とか自分が「演じる」ってところよりも、
一番最後の「届ける」ところに本当の興味と役割を感じています。
*
この記事は工さんの気持ちが、いっぱい溢れていて読み応えありました。
工さんの言いたいことに同感です。
そして、映画制作に携わる人々の収入がもの凄く低いそうです。
それ故、映画制作から去っていく人も多いとのことです。
友人と映画を見ると、いつも空席がもったいないねと話しています。
平日なので、シニア世代がほとんどです。
いつも思うことですが、入場料が高いと思います。一般が1,900円って~。
諸外国はこんなに高いのでしょうか?
そして、先日、韓国映画がアカデミー賞4部門を受賞した。韓国は政府が映画制作を
援助しているとのことです。韓国の強みはチャレンジだそうです。
日本政府は韓国の映画制作の事を勉強して、惜しみない援助をしてほしいです。
そうしないと、日本は諸外国から、遅れをとってしまうのではないでしょうか。