地域情報誌で読みました。
県営住宅「入居者資格要件」緩和へ
K県会議員が県知事に質問し、「入居者資格要件」の緩和に踏み切る趣旨の
答弁がありました。
県営住宅は老朽化やエレベーター未設置の団地が多いことなどから
入居が進まない状況があります。
直近の5年間では、応募者数、応募倍率ともに半減し、これに伴い空室は急増、
家賃収入も減少傾向が続いています。
そこでK議員は、県の条例規定を改めて60歳未満の単身者の入居を認めること、
県内に6ヶ月以上という居住要件を外すことを求めました。
これに対して知事は、
低所得者の生活不安が社会問題化していることを踏まえ、
60歳未満の単身者の入居を可能とし、県内6ヶ月以上の居住条件は廃止に
向けて対応していくと発言。県営住宅の役割を今まで以上に果たすとしています。
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これを読んで、とても画期的なことだと思いました。
漠然と60歳以上の単身者の生活が大変と思い込んでいましたが、
今は若い人でも生活困窮者もいます。そういう人々も応募できるれば良いですね。
そして、公営団地は特に高齢化が進んでいるそうです。友人はURの団地に
住んでいますが、公営ではないけれど、高齢者が多いと話していました。
若い単身者が住めば、団地も活性化できる可能性が見えます。
若い人なら5階、4階でも住むことも可能です。良いことずくめでしょう。
これは神奈川県のことですが、他の県では、もう実行している所もあるのでしょうか?