新聞の記事から、その一部です。
内田 樹 うちだ たつる
知識より直感「野蛮人たれ」
心自由にだらだらしよう
なぜだらだら映画を見て、だらーと感想を言っちゃいけないのか。
心の自由がない。
遊びさえ、お勉強の代理物にする。知識量を競い、
ヒエラルキー:階級 を 作り、排他的になる。
そんな人たちのお陰で、世の中から豊かさや楽しいことが減っている。
だらだらすべき。
映画見たよ。監督? 主演? 知らない。
そん風にだらっと見た映画も、後々にちゃんと感情教育の教材として
身になっているのです。
そうだなって思いました。
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「スパイの妻」でベネチア映画祭で監督賞を受賞した
黒沢清監督のTVのインタビューを見ました。
戦時下の日本で重いテーマだけれど、メロドラマ、サスペンスの娯楽映画。
映画館で、みんなで見ることこそ映画。
(彼はDVD等で見ることも、あると話していました。)
皆で笑い合う、誰1人笑わなくても自分だけ笑っていた。
そんなことが見いだせる場所。大衆娯楽。
こんなことを話していました。
黒沢清監督は黒沢明監督と名字が同じなので、
海外でも覚えてもれいやすいと思うけれど、
そんなことより、実力、人気が高い。
サスペンスが好きなので見たい。重いテーマは苦手だけれど。
秋は面白そうな映画が多い~。
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「メレンゲの気持ち」を見たら、面白いのがありました。
「#大喜利」というものです。
お笑いタレントの写真を見て、出演者たちが
その写真にコメントを付けるのです。
キャンディーズ しずちゃん の、穏やかに微笑んでいる写真を見て、
「手芸部の顧問」と言っていた。
そんな感じに見えるので笑える。
「美容室のトップ・スタイリスト」というのもあった。
どんなことも、当てはまる感じで楽しい。
「小峠」の、ちょっと下を向いている写真を見て、
「お祭りの前日に、売り物の金魚を全部、死なせてしまった屋台の主人」が
一番、面白かった~!
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「素直な心」私心無く、良いものは良いと、ありのままに
心を開いて生き抜くことだ。
松下幸之助