8月17日のブログの続きです。
「愛の不時着」にハマって
北のイケメン描ける時代
李 香鎮 (イ ヒャンジン) 立教大学教授
このドラマは、南北共通の社会課題を浮き彫りにしています。
エリートと庶民がいて、生れながらの階級があり、格差の中で生きていく。
韓国の財閥令嬢も、北朝鮮の高官の御曹司も、個人の生活や幸せを犠牲にする
システムの中で、もがいている。そこには、
南北の違いがないことを気付かせます。
「不時着」は、脱北者の情報から北の人々の生活を細やかに描き、言葉遣いを
丁寧に再現します。人々の視線には、暖かさもあります。
北にも人が生きている。そのことを韓国で表現できる時代になった、と感じます。
韓国人にとって北朝鮮は、単なる敵ではない。南北の離散家族は1千万人
いるとされ、指導者や体制がイヤだからといって突き放せる存在ではないのです。
南北統一はすぐに実現しそうにありません。ならば共存してゆくしかない。
このドラマは、そうした韓国人の意識を反映しているのです。
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今、見ているドラマは「私の愛したテリウス」、「サイコだけど大丈夫」、
これらは韓ドラ。
「サイコだけど大丈夫」の登場人物は、
皆、何かが欠け、傷を抱えて生きている。
ドラマは、世の中の基準では「サイコ」のように見える彼等が
互いの痛みを理解し合っていく過程を温かく描いた。
主役のキム・スヒョンがとても上手。自閉症の兄の役者さんも成りきっていた。
韓ドラを見ていつも思うことですが、俳優が日本より多いのかも。
主役級も素敵な俳優が多いし、特に脇役が主役を引き立てている。
日本は同じような俳優が代わりばんこ出演しているように感じる。
。。。
NHK・BSの「すぐ死ぬんだから」
見た目にこだわる78歳のハナ。若く見せる努力を重ね、
気合を入れて老いを遠ざけ生きている。
そんな彼女に思わぬ人生の変転が待ち受けていた!
荒波に溺れ、乗り越え、再び歩き出すハナをハラハラ、
やがて晴れ晴れ描きます。
【原作】内館牧子
この本は図書館で借りて読みました。牧子さんの本は面白い。
ドラマは三田佳子主演で、はまり役です。
急死したご主人に、まさかの秘密が・・・
良かったです。南北のことが少しわかった気がします。
離散家族の方たち、二度と会うことなく終わる人が多いのでしょうね。
セリフに何度も「統一したらね」と出てきましたね。
北朝鮮の生活が少し分かったかもですね。
南の化粧品なども、手に入れたりしていましたね。
離散家族が1千万人もなのですね。
早く統一できるといいのに~。
それに次々に新人さんが登場する。
養成所や大学の演劇科が多いのでどんどん育つのでしょうか。
あの俳優さんは今、どうしたのかと思うこともあります。
大学も演劇科が多いですね。日本はジャニーズ出身とかが多いのかも。