春頃、「太陽がいっぱい」をBSプレミアムで放送することを知り、このチャンスを逃さないようにと、録画しました。
映画放送をいつも、チェックしていたわけではないのですが、不思議とたまたま、チェックしたので知ることできました。
こういう、不思議なことが多いのです。(必然と思っています)
私の好きな映画のベスト5に入る映画です (どれが一番とかの順番はないのですが・・・)
昔、見た時から、印象深かったので、どのシーンも良く覚えています。
何回か見ていますが、最後の見たのは何時ごろだったか・・・
以前、淀川長治さんが、新聞でこの映画のことを語っていたのを、「えぇ!?」と
天地がひっくり返る程(大げさです)驚いたのでした。そんなこと、夢にも思っていなかったので・・・。
多分、この映画の監督(ルネ・クレマン)が亡くなった時の談話だったと思います。
もう一度、読みたい。監督のことを詳しく書いていたと思うのですが、思い出せない。
先ほど、”「太陽がいっぱい」 淀川長治” と検索したら、同じような事が書かれていました。
それは、「トムとフィリプはホモセクシャルな関係にあり、
そのことがわからないとこの映画の魅力はつかめない」と終始、主張したが、
あまり賛同者はいなかった。 (←ウィキペディア)
淀川さん、吉行淳之介さん、和田誠さんとの対談で、
吉行さんも和田さんも、淀川さんの話を聞いて驚いていたようだし。
今回、見直しても、私には感じ取れなかった。
淀川さんは一般人とはレベル違うので、普通の人が感じられないことでも、感じ取るのでしょう。
気になる方は”「太陽がいっぱい」 淀川長治” と検索すると、いくつかのブログがあり、詳しく分かります。
アラン・ドロンのファンだったので、彼のことは、結構、詳しいです
トムがイヤリングの片方を利用して彼女との仲を裂こうとするのは、ヤキモチともとれますが。
しっくりこない説ですね。サイトを見てみますね。
マープリストさんが、これについて書かれていたのは、彼らのことを、なにげに感じ取っていたように読めましたよ。
このことを、誰にでもわかるように描いたら、ちっとも面白くないけれどね・・・。
サイトを読んだら、ボートから二人で陸に上がる時、一緒に降りたシーンが、ポイントのよう。そういえば、トムが先に降りて、フィリップに手をかすのが、普通でしょうね。
映画って、ワンシーン、ワンシーンに意味があるのですね
トムは複雑なのでよく理解できなかったのですが、フィリップはトムを好きな感じでしたね。
トムに対する言い方がやさしいと私は思っていました。
そういえば、フィリップが彼女の部屋に入っていくときに当然のようにトムは一緒に入っていましたが、あれも普通は遠慮しますね。なるほど~、もう一度見た方がよさそうですね。
遠くに見えるヨットも舟も意味があるとのこと。淀川さん、結構、妄想も入っているようにも、思えますが・・・
原作者、監督、も同性愛者だそうで、彼らはきっと、普通の人々とは違った感性があるのでしょうか。
「太陽がいっぱい」について語れるって、嬉しいです。