ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

京都散歩 ~大徳寺~

2016-03-06 | 旅行
北野天満宮を後にして、大徳寺にまわってみました。若いころに一度訪れた記憶があるのですが、じっくり拝観したことがなかったので、行ってみたわけです。

大徳寺は、臨済宗の大本山のひとつです。京都では、南禅寺・天龍寺・相国寺・建仁寺・東福寺のほか、妙心寺も臨済宗の大本山です。
大徳寺は、臨済禅・黄檗禅の公式HP(臨黄ネット)によれば、鎌倉時代末期の1315年(正和4年)に創建され、応仁の乱で荒廃したものの、のちに一休和尚が復興し、桃山時代に入って興隆を極めるようになったとあります。

             

総門を入り、勅使門から右に折れて本坊の方に向かうと、境内にはよく手入れされた松が、心地よく配置されていました。        
             
             
             
             
             

まず目にしたのが朱色の二層の建物、三門(金毛閣)です。千利休が秀吉の怒りに触れて自決することになった話で有名です。

             

これは、仏殿です。
             
             

続いて、法堂です。

             

この参道の突き当りにあるのが、特別公開されている「芳春院」です。残念ながら内部は撮影禁止になっていて、見事な庭園はお見せすることができません。

             

大徳寺は公開されている塔頭がそう多くはないと、こちらのサイトに出ていました。訪れた日は平日でしたが、参拝客も多くはなく実に静かなたたずまいの寺でした。

ところで、私は足の具合もあり、総門入り口のあたりに早々と引き返し、排水路のコンクリートに腰を掛けていましたら、通りかかった地元の方から、『ハロー』と声をかけられました。『どうしました。外国の方ですか』 何と答えていいかわからず「いえ、あの、その」。
中国や韓国、あるいは東南アジアからの観光客にでもみえたのでしょうか。どちらかといえば貧相な性質ですから、お金持ちの外国人には到底見えないはずなんですが。あとでこの話をしたら、連れ合いに大笑いされました。
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