京都の名所めぐりで大事なことは、アクセスです。
電車・バスは便利ですが、行き先によっては結構時間がかかるところも
あります。
そこで観光タクシーを利用することにしました。
今回ガイド役をしてくれたのは、三つ葉のクローバーマークのタクシーの
Yさん。女性ドライバーさんです。
「ちょっとかしましいですけどー」とてきぱきした声。元気の人です。
しかも快晴で、気持ちがいい日。
車の走りも元気がいいようです(笑)。
いろんな話をしてくれました。
「前を走ってるタクシーの屋根を見てください。あの行灯(あんどん)は、
うちのグループのタクシーのマークですけど、四葉のクローバーです。
京都であれをつけているのは、うちの千台以上の車の中で、4台だけ。
あれが見られるなんて、お客さんラッキーですよ。」
とっさのことで写真は撮れませんでした。
でも、ひょっとして、何かいいことがあるかもと期待しましたがー(笑)。
仁和寺を最初に案内してもらいました。
真言宗御室派の総本山です。
創建は平安時代の888年。宇多天皇により完成をみた寺院です。
御室御所といわれるように、皇室との深い関わりの歴史を持つ寺院です。
御室(おむろ)とは、天皇や皇族の御座所を意味するのだそうです。
正面の門が阿吽(あうん)の仁王像のある二王門です。
門をくぐると境内が広がっています。中ほどに中門が見えています。
この境内に、国宝や重要文化財の建物が並び、また仏像をはじめ多数の文化財が
収蔵されています。
まさに千年の古都の文化・歴史を目の当たりにしているわけです。
左手の表門(御殿入口)から、よく手入れされた庭を見ながら、玄関⑭
に進みました。このエリア全体が「御殿」です。
玄関を上がるとすぐが白書院。白砂の庭(南庭)が輝いています。
白書院などの部屋で、ちょうど現代アートの「ゼロ・ヒガシダ彫刻展」が
行われていました。
雅と現代アートが平和をモチーフに調和しているようです。
さらに進むと宸殿です。襖絵が雅(みやび)を感じさせます。
北庭も静かなたたずまいを見せています。
(北庭)
御殿の入り口に戻り、金堂を目指しました。
(勅使門)
(観音堂)
(金堂)
金堂の屋根瓦に亀に乗った人の瓦がありました。黄安(こうあん)仙人
だそうです。
黄安仙人は、HPを見ると永遠の象徴として安置されていると出ていました。
帰路に、五重塔を見上げました。
案内役のYさんは生け花の未生流の免状を持っているんだそうです。
私のかつての職場にも生け花師範(小原流)のIさんがいました。
母は龍生派の師範でしたので、しばし生け花の話で盛り上がりました。
仁和寺も11月後半には紅葉に映える時期になるようです。
(続)
電車・バスは便利ですが、行き先によっては結構時間がかかるところも
あります。
そこで観光タクシーを利用することにしました。
今回ガイド役をしてくれたのは、三つ葉のクローバーマークのタクシーの
Yさん。女性ドライバーさんです。
「ちょっとかしましいですけどー」とてきぱきした声。元気の人です。
しかも快晴で、気持ちがいい日。
車の走りも元気がいいようです(笑)。
いろんな話をしてくれました。
「前を走ってるタクシーの屋根を見てください。あの行灯(あんどん)は、
うちのグループのタクシーのマークですけど、四葉のクローバーです。
京都であれをつけているのは、うちの千台以上の車の中で、4台だけ。
あれが見られるなんて、お客さんラッキーですよ。」
とっさのことで写真は撮れませんでした。
でも、ひょっとして、何かいいことがあるかもと期待しましたがー(笑)。
仁和寺を最初に案内してもらいました。
真言宗御室派の総本山です。
創建は平安時代の888年。宇多天皇により完成をみた寺院です。
御室御所といわれるように、皇室との深い関わりの歴史を持つ寺院です。
御室(おむろ)とは、天皇や皇族の御座所を意味するのだそうです。
正面の門が阿吽(あうん)の仁王像のある二王門です。
門をくぐると境内が広がっています。中ほどに中門が見えています。
この境内に、国宝や重要文化財の建物が並び、また仏像をはじめ多数の文化財が
収蔵されています。
まさに千年の古都の文化・歴史を目の当たりにしているわけです。
左手の表門(御殿入口)から、よく手入れされた庭を見ながら、玄関⑭
に進みました。このエリア全体が「御殿」です。
玄関を上がるとすぐが白書院。白砂の庭(南庭)が輝いています。
白書院などの部屋で、ちょうど現代アートの「ゼロ・ヒガシダ彫刻展」が
行われていました。
雅と現代アートが平和をモチーフに調和しているようです。
さらに進むと宸殿です。襖絵が雅(みやび)を感じさせます。
北庭も静かなたたずまいを見せています。
(北庭)
御殿の入り口に戻り、金堂を目指しました。
(勅使門)
(観音堂)
(金堂)
金堂の屋根瓦に亀に乗った人の瓦がありました。黄安(こうあん)仙人
だそうです。
黄安仙人は、HPを見ると永遠の象徴として安置されていると出ていました。
帰路に、五重塔を見上げました。
案内役のYさんは生け花の未生流の免状を持っているんだそうです。
私のかつての職場にも生け花師範(小原流)のIさんがいました。
母は龍生派の師範でしたので、しばし生け花の話で盛り上がりました。
仁和寺も11月後半には紅葉に映える時期になるようです。
(続)
素晴らしいですね。
最初から阿吽の仁王像に目を見張りました。
松の襖絵もいいですね。
ドッシリした五重塔も素晴らしい。
一緒に歩いているいるつもりでジックリ拝観させて頂きました。
京都はいかがでしたか。私は仁和寺には何度が行ったことがあります。五重塔の大きいですね。
徒然草に、"仁和寺にある法師が石清水八幡宮に行く--"
という有名な段がありますね。仁和寺から石清水八幡宮へはバスや電車を乗り継いでも結構時間がかかります。
コメントをありがとうございます。
建物・仏像・美術品など素晴らしいものを
実際に目の当たりにできることは、感動です。
それだけに、事前に勉強しておけば感動も
深められたのにと、今回も後悔してます(笑)。
たかさんのように、人との出会いの場があると
理解が深められますし、いい思い出をつくれる
のはと思います。
ともあれ、旅は楽しいのが一番ですね。
コメントありがとうございました。
仁和寺にお詳しいのですね。
仁和寺と法師の話、そういえばそうでした。
今回も言われてみて思い出しました。
仁和寺と言えば、御室流の生け花の家元ですが、
せっかく生け花談義をしたのに、その生け花が
どこかにあったかもしれないのに、確認せず
帰ってしまいました。
もったいないことをしたなと悔やんでます。
仁和寺あたりは御室(おむろ)と呼ばれている場所です。オムロン(以前は立石電機)の創業はこのあたりです。
御室が仁和寺を指すだけでなく、その一帯の
地域も御室と呼ばれるようになったことは、
聞いていました。
その御室から「オムロン」という会社名が生まれ
たとは、びっくりです。今や、一流ブランド
の企業ですね。京都は文化だけでなく、産業でも
貢献しているんですね。